全部で4車種! 2020年上半期に登場した新型軽自動車はSUVテイスト満載
日産・三菱の共同開発車は異なるスタイルで展開
●日産「ルークス」
日産の軽スーパーハイトワゴン「デイズ ルークス」がフルモデルチェンジ。2020年3月19日に「ルークス」の名で、発売されました。
新型ルークスのデザインテーマは「品と凛」。日産のフロントフェイスデザインの主流となっている「Vモーショングリル」が強調され、ブーメラン型のシグネチャーLEDポジションランプが採用されています。
また、リアデザインも変更されており、車両の幅いっぱいまで延長されたテールゲートガーニッシュや縦長でシャープな形状のテールランプなど、全体的にすっきりとした印象となっています。さらに、テールゲートのドアハンドルも隠れたデザインとすることで、洗練された印象となりました。
ボディサイズは、全長×全幅×全高が3395mm×1475mm×1780mm。ホイールベースが2495mmに拡大したことで、後席の足元スペースが795mmに拡大し、後席は前後に320mmのロングスライドが可能なだけでなく、左右独立してのスライド操作ができるなど、使い勝手が向上。大人が4人乗車しても、48リッターのスーツケースが4個積載可能になりました。
安全装備としては、踏み間違い衝突防止アシストやインテリジェントエマージェンシーブレーキ、車線逸脱防止システム+車線逸脱警報、前方追突予測警報、ふらつき警報、標識検知機能、先行車発進お知らせなどを全車標準装備。
さらに、運転支援技術「プロパイロット」はハイウェイスターに設定されている「プロパイロットエディション」に標準装備されます。
使い勝手やデザインの上質さ、安全支援技術が向上した新型ルークスの価格は、141万5700円からです。
●三菱「eKクロススペース」
三菱「eKクロススペース」は2020年3月19日、SUVスタイルを採用したハイトワゴンタイプの軽自動車です。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1780mm-1800mm。
昨今の三菱車に共通する「ダイナミックシールド」をベースに、新型「デリカD:5」や新型「eKクロス」にも採用されている「ハニカムグリルパターン」を採用し、個性的かつSUVらしさが強調されたデザインとなっています。
また、後席のスライド量が320mmとクラス最大となっており、4名乗車時でも使い勝手の良いレイアウトにできることも特徴のひとつです。
グレードラインアップは「M」、「G」、「T」が設定されており、それぞれにFFの2WDと4WDが選択可能。
エンジンはノンターボの直列3気筒と、インタークーラー付きターボチャージャーの直列3気筒が設定されています。
さらに、衝突被害軽減ブレーキを含む運転支援システム「e-Assist」を全車標準装備。
オプションとしても、高速道路での運転をアシストする「マイパイロット」が用意されています。
三菱特有の個性的なデザインに、快適性や安全性が向上した新型eKクロススペースの価格は、165万5500円からです。
※ ※ ※
2020年前半に登場した軽自動車は、SUVテイストがさらに増したモデルが主流となりました。
この流れを見ると、新型コロナウイルスの感染拡大が無ければ、この夏は新型車に乗ってのアウトドアを想定していたメーカが大多数だったことが想像できます。
さらに使い勝手や走破性、快適性などが向上した新しい軽自動車たちに乗って、来年こそは夏を満喫出来る未来を目指しましょう。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。