さらに速くなる!? ホンダ「シビックタイプR」用カーボンパーツを発売へ
ホンダ車のカスタマイズパーツを展開する無限は、「シビックタイプR」用の無限パーツに新たなラインナップを加えたことを明らかしました。シビックタイプRがさらに速くなるパーツとは、どのようなものなのでしょうか。
シビックタイプRをさらに速くする無限パーツが登場
ホンダ車のカスタマイズパーツや機能パーツを展開する無限は、ホンダ「シビックタイプR」用の追加パーツを2020年6月25日に発表しました。新たに追加されるパーツとはどのようなものなのでしょうか。
シビックタイプRに設定される無限パーツは「More“R”」をコンセプトに、無限のレーシングスピリットと、2019年の東京オートサロンで大きな話題となったチューニングパーツのパッケージから生まれたノウハウを注ぎ込んだものです。
今回、新たに追加された無限パーツは「カーボンエアロボンネット」「カーボンウイングスポイラー」「ウイングスポイラー」をラインナップ。
カーボンエアロボンネットは、コンピューター解析をおこないボンネットの形状やエアアウトレットのサイズ、位置を決定。
さらにベストの仕様を確認するため、サーキットにて実走テストをおこない開発し、エンジンルーム内の熱を効率的に排出するとともに、ほかのエアロパーツと組み合わせることでより高い空力性能を発揮するものです。
ボンネット裏表面と同様にドライカーボンを採用することで、重量をノーマルボンネットの約9.9kgから約6.0kgの軽量化を実現。
さらに、ノーマルと同等のインナーリブとすることで十分な強度も確保。また、先端部に排水穴を設置し、エアアウトレットから侵入した雨水などが直接エンジンルームにかからない構造としています。
カーボンウイングスポイラーとウイングスポイラーでは、ボンネットと同様にコンピューター解析や実走テストをおこないウイングの「高さ」、「角度」、「翼断面形状」にこだわって仕様を決定しました。
CD値(空気抵抗係数)を上げることなく、CLR値(揚力係数/リア)の向上を実現。4段階の角度調整によりダウンフォースの調整が可能で、同形状のドライカーボン製とグラスファイバー製の2タイプを設定しています。
なお、ノーマルスポイラーの重量が約5.8kgなのに対して、ドライカーボン製は約2.5kg、グラスファイバー製は約3.6kgとなっています。
無限は今回の追加パーツについて、「各商品ともに、コンピューター解析での形状の最適化やサーキットでの実走評価を重ね開発をおこなった無限ならではの拘りの商品です」と説明しています。
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発売日と価格は、6月26日にカーボンエアロボンネット(100万円・税別)とカーボンウイングスポイラー(90万円・税別)を発売。ウイングスポイラー(27万円・税別)は7月31日の発売です。
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