日産 新型キックスは標準装備多数!? オプションフルでいくらになるのか

新型「キックス」は、同社にとって国内市場で10年ぶりのブランニューモデルとして発売されるコンパクトSUVです。電動パワートレイン「e-POWER」の採用も話題ですが、上級グレードにオプションをフル装備した仕様の金額はいくらになるのでしょうか。

日産新型「キックス」はプロパイロット全車標準装備で登場!

 日産は、2020年6月24日に新型「キックス」を発表しました。発売は同月30日を予定しています。新型キックスは、国内市場においては従来のコンパクトSUV「ジューク」に代わるモデルとして、新たにラインナップされます。

 同社の先進技術を活用した電動パワートレイン「e-POWER」の採用も話題となっている新型キックスですが、上級グレードにオプションをフル装備した仕様の金額は、果たしていくらになるのでしょうか。

2020年6月30日に発売される日産新型「キックス」
2020年6月30日に発売される日産新型「キックス」

 新型キックスは、車両価格(消費税込、以下同様)が275万9900円の「X」グレードと、286万9900円の「X ツートーンインテリアエディション」グレードの2グレード展開です。駆動方式はFFのみとなります。

 ふたつのグレードでもっとも大きく異なるのは内装色で、Xグレードがブラック基調となるのに対し、ツートーンインテリアエディションではオレンジタンを採用。車内の雰囲気がかなり華やかなものになっています。

 今回は、新型キックスのX ツートーンインテリアエディションに、装着できるメーカーオプションをすべて選択していきます。

※ ※ ※

 新型キックスは、6月24日の発表前から話題のモデルとなっており、5月下旬に日産が渋谷駅へ掲出した広告にも登場していました。

 このとき広告に掲載された新型キックスにも用いられていたボディカラーが、有償塗装色「プレミアムホライズンオレンジ」です。

 SUVらしいスポーティさやアクティブ感の演出にひと役買っており、ツートーンインテリアエディションのオレンジタン内装にもマッチします。

 そして、新型キックスではピュアブラックとの2トーンカラーが4パターン用意されており、プレミアムホライズンオレンジ×ピュアブラックの組み合わせも設定されました。

 有償塗装色のプレミアムホライズンオレンジは、モノトーンカラーが4万9500円で、2トーンカラーが8万2500円です。

 なお、プレミアムホライズンオレンジ以外の3パターンの2トーンカラーは5万5000円から7万1500円の有償塗装色となるほか、モノトーンカラーのなかにも「サンライトイエロー」(3万8500円)をはじめとした複数の有償塗装色が設定されています。

 そして、新型キックスの機能面が向上するメーカーオプションが、インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)+インテリジェントルームミラーのセットオプションです。

 自車を上空から見下ろしているかのような映像で、周囲を確認することができ、周囲に人や自転車などの動くものがいる場合には注意を促します。

 インテリジェントルームミラーは、車両後方のカメラ映像をミラー面に映し出す装備です。車内の状況や天候に影響されないクリアな後方視界をドライバーに提供します。インテリジェントアラウンドビューモニターの映像をミラーに写すことも可能です。

 これらのセットオプションの価格は6万9300円となります。

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 今回、新型キックスに装着されたメーカーオプションは、前出のふたつです。そして、ディーラーオプションとして定番といえるフロアカーペットとETCを装備すると、装着されるオプションの一覧は次のようになります。

●メーカーオプション(総額15万1800円)

・有償色:プレミアムホライズンオレンジ×ピュアブラック(8万2500円)

・セットオプション:インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)+インテリジェントルームミラー(6万9300円)

●ディーラーオプション(総額5万6980円)

・フロアカーペット エクセレント(2万6400円)

・ETCユニット 音声/ビルトインタイプ(3万580円)

 以上のオプション装備を選択した新型キックス X ツートーンインテリアエディションの価格は、307万8680円となりました。

 新型キックスでは、セールスポイントのひとつである運転支援システム「プロパイロット」をはじめ、多くの機能が標準装備となっています。

 また、X ツートーンインテリアエディションには、「前席シートヒーター+ステアリングヒーター+寒冷地仕様」が標準装備となりますが、Xでは5万5000円のオプション設定となるなど、細かな違いがあります。

 しかし、グレード展開が少ない分、多くのメーカーオプションを選択しなくても充実した装備となっているのは、新型キックスのひとつの特徴といえるでしょう。

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1件のコメント

  1. 日産も売る気が無いのだろう。
    車そのものはノートと変わらないし、その割には図体がデカい。
    特に車高が高いから立体駐車場は使えない所が多数になると、販売店も勧めにくいだろう。
    現実にジュークもそれがあって、オーテックバージョンで車高の低いのも作った。
    その割には価格がジュークの1.6ターボとほとんど変わりがないし、今のところ2WDしかない。
    それなら、ノートかエクストレイルを選ぶのでは?

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