意外なSUV風モデルがライバル関係!? ホンダ「フリード」と「フィット」どっちを選ぶ?
車高アップの「フィット クロスター」はどんなモデル?
2019年10月に開催された東京モーターショー2019で世界初公開された4代目フィットは、歴代モデルで継承されている広い室内空間や使い勝手の良さをそのままに、異なる5つの世界観を持つグレードを設定したことでも大きな注目を集めました。

ユーザーのライフスタイルに合わせて選択できる5つのグレードは、エントリーグレードの「ベーシック」、中間グレードの「ホーム」、ファッショナブルな「ネス」、SUV風の「クロスター」、最上級グレードの「リュクス」となっています。
なかでもクロスターグレードのボディサイズは、ほか4つのグレード(以下、標準モデル比)と異なり、全長4090mm(+95mm)×全幅1725mm(+30mm)×全高1545mmと、フィットで唯一の3ナンバー車です。
さらに、標準モデルの最低地上高は、2WDが135mm、4WDが150mmなのに対して、クロスターは、2WDが160mm、4WDが155mmと通常モデルよりも高く、走破性を考慮した数値となっています。
フィットの開発担当者は、クロスターについて次のように話します。
「フィットは、5つの異なるライフスタイルに合わせて展開しています。なかでもクロスターは流行りのアウトドアなどのニーズに対応するモデルです。
標準モデルと異なり、シートに撥水素材を使っているほか、泥はね避けなどに有効な前後のバンパーやフェンダーモールなどを装備。そして、未舗装路でも安心して走行出来るように車高も少し上げております」
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フリードとフィットは、ともにクロスターというグレードを設定しているものの、随所に違いが存在していますが、ユーザーからの反響はどうなのでしょうか。前出の販売店スタッフは次のように話します。
「5人乗りでSUV風なテイストを持つ、のフリード+ クロスターとフィット クロスターは、パッケージが似ているということもあり、比較されるお客さまは一定数いる印象です。
ただ、価格面ではフィットクロスターが193万8200円から248万6000円、フリード+クロスターは240万2400円から304万400円と大きく違うので、あくまでも世界観を比較されるくらいに留まっています」
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2020年6月現在、ホンダのラインナップでクロスターを設定するのは、フリードとフィットの2台です。しかし、今後のフルモデルチェンジやマイナーチェンジで新たなクロスターが仲間入りする可能性もあるかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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