MT仕様もあり! ホンダのイケメンSUV「ブリーズ」はCR-Vより気になる存在!?
ホンダの合弁企業である広汽ホンダが中国で販売するSUV「ブリーズ」は、ホンダ「CR-V」をベースに開発されたモデルです。メッキが強調された顔つきなどが特徴的ですが、いったいどんなSUVなのでしょうか。
MT仕様も存在! CR-VベースのSUV「ブリーズ」
ホンダは2020年6月現在、国内では「CR-V」と「ヴェゼル」というSUVを展開。そして、海外に目を向けると、北米で「パスポート」や「パイロット」などの国外専売モデルも存在します。
そんななか、中国市場においても「ブリーズ」という、日本では聞かれない名前のSUVがあるというのですが、いったいどんなモデルなのでしょうか。
ブリーズは、ホンダの合弁企業である広汽ホンダが中国で販売するSUVです。ベースは日本や北米などで販売されている「CR-V」で、フロントフェイスはオリジナルのデザインとなっています。
ホンダはブリーズについて「2019年に新規で市場へ投入されたモデルながら、新型コロナウイルスの感染拡大による一時的な影響は当然受けたものの、それでも月販1万台を超える売れ筋モデルです」とコメントします。
ボディサイズは全長4634mm×全幅1855mm×全高1689mmで、ベースのCR-V(2WD車:全長4605mm×全幅1855mm×全高1680mm)とほぼ同じです。
ブリーズの独自性が強く発揮される外観は、ベースのCR-Vとはひと味違ったメッキの演出が特徴的です。フロントグリルからメッキパーツが連続したヘッドライトには、LEDタイプが採用されました。
搭載されるパワートレインは、2リッターエンジン+モーターのi-MMDデュアルモーターハイブリッドシステムと、1.5リッターターボエンジンの2種類で、このラインナップは日本のCR-Vと共通します。
ただし、ターボ仕様にはCVTのほかに6速MT仕様があり、これはCR-Vとは異なる点です。
予防安全システムとしてホンダセンシングが搭載されたことや、電動テールゲート、ワイヤレス充電機能なども備わり、安全性だけでなく利便性も優れた仕様となっています。
ブリーズの価格は、ハイブリッド仕様が20万9800元から25万2800元(日本円で約317万円から約382万円)、ターボ仕様が16万9800元から23万5800元(日本円で約257万円から約357万円)です。
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ブリーズは外観、メカニズムともにCR-Vと共通項は多いSUVですが、中国ユーザーの趣味や嗜好、利用形態にあわせて手が加えられたモデルとなっています。
CR-Vベースの兄弟車で顔とリア周り微妙に変えた中国専売車とで売られているモデルですね。