どの席だってファーストクラス! 3列シートのプレミアムSUV5選

ドイツ車だけでなくイギリス車、スウェーデン車も選択肢

●アウディ「Q7」
4輪操舵のオールホイールステアリングを採用するアウディの大型SUV

アウディ「Q7」
アウディ「Q7」

 2005年に、3列シートを備えるアウディSUVの最大モデルとしてデビュー。2015年には第2世代にバトンタッチ、日本では2016年3月より発売となった。

 フルデジタルメーターのAudiバーチャルコクピットや最新世代のアウディMMIなどの先進インフォテイメントシステムを搭載。

 最高出力252馬力の2リッターターボと最高出力333馬力の3リッターV6ターボという2種類のガソリンエンジンを搭載し、駆動はもちろん4WDのクワトロだ。

 後輪操舵を伴うオールホイールステアリングを採用することで、大型車とは思えないような機敏な動きと取り回しの良さを実現する。ちなみに2019年にはSUVクーペとなる「Q8」の日本販売がスタート。オーソドックスで実用性の高いQ7に対して、Q8はよりスポーティなモデルという住み分けとなる。

アウディ「Q7」
●全長:5070mm×全幅:1970mm×全高:1735mm
●車両価格:827万円(消費税込、以下同様)から955万円

●BMW「X5」
最高出力530馬力のハイパフォーマンスモデルも用意するスポーティSUV

BMW「X5」
BMW「X5」

 SUVでありながらもBMWらしい「走る歓び」を実現するのが「X5」だ。1990年の初代誕生とともにオンロードでの走りの良さで世界的なヒットモデルとなった。

 現行型は2019年2月に日本での販売が開始されたばかりの第4世代モデル。先代よりもボディを大型化し、室内空間を拡大。オプションの3列シートを、より選びやすくなっている。

 新型X5の特徴は、BMWの最新技術を満載しているところだ。高性能3眼カメラを使う先進の運転支援システムや会話形式での機能操作を可能とするBMWインテリジェントパーソナルアシストなどが採用されている。

 パワートレインは、スタンダードのX5には最高出力265馬力・最大トルク620Nmの3リッター直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載。ハイパフォーマンス版である「X5 M50i」には、最高出力530馬力・最大トルク750Nmの4.4リッターV8ガソリンターボエンジンが搭載されている。

 3列シートSUVであっても速さにこだわる人におすすめしたいスポーティなSUVだ。

BMW「X5」
●全長:4935mm×全幅:2005mm×全高:1770mm
●車両価格:938万円(消費税込、以下同様)から1361万円

●ランドローバー「ディスカバリー」
世界最高峰レベルのオフロード性能をより身近に提供

ランドローバー「ディスカバリー」
ランドローバー「ディスカバリー」

 タフなオフローダーとして70年以上の歴史を持つランドローバー。その中核モデルとして、1989年に初代が誕生したのがディスカバリーだ。

 ランドローバー社のフラッグシップであるレンジローバーのコンポーネンツを流用し、世界最高峰のオフロード性能をより身近な価格で提供するのがディスカバリーの使命となる。

 現行モデルは2016年にワールドプレミアされ、翌2017年より日本での発売が開始された第5世代だ。デザインはフラッグシップのレンジローバーのテイストを濃厚に感じさせるもの。ボディの85%にアルミ素材を利用し、先代よりも最大360kgもの軽量化を実現。ディスカバリー伝統のオフロード走行性能は、さらに磨きがかかっている。

 3列シートはスマートフォンによる遠隔操作でシートアレンジを変更することができるなど、実用面でもさらなる進化を果たしている。自動ブレーキなどの先進運転支援システムや最新のコネクテッド機能の充実も魅力のひとつだ。

LAND ROVER「Discovery」
●全長:4970mm×全幅:2000mm×全高:1790mm
●車両価格:938万円(消費税込、以下同様)から1023万円

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Writer: 鈴木ケンイチ

1966年生まれ。國學院大学経済学部卒業後、雑誌編集者を経て独立。自動車専門誌を中心に一般誌やインターネット媒体などで執筆活動を行う。特にインタビューを得意とし、ユーザーやショップ・スタッフ、開発者などへの取材を数多く経験。モータースポーツは自身が楽しむ“遊び”として、ナンバー付きや耐久など草レースを中心に積極的に参加。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを、分かりやすく説明するように、日々努力している。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。

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