ハイブリッドはここまで安くなった! 100万円台の最新ハイブリッド車5選
コスパの高いロングセラーなハイブリッド車とは!?
●スズキ「スイフト」
スズキ「スイフト」は2000年に初代が発売され、現行モデルは2017年に登場した4代目で、大幅な軽量化と、ハイブリッドシステムや最新の安全装備が搭載されるなど、先代から大きく進化しました。
パワーユニットはガソリンエンジン、マイルドハイブリッド、ハイブリッドの3種類が設定されています。
マイルドハイブリッドモデルは、発進・加速の時だけモーターを利用してエンジンをアシストする簡易版のハイブリッドで、モーターだけで走ることはできませんが、比較的安価で重量増も最小限に抑えられるメリットがあります。
ハイブリッドモデルはモーターだけでのEV走行も可能となっており、高い燃費性能と力強い走りを両立。軽量な車体と相まってシーンを問わずに優れた加速性能を発揮します。
マイルドハイブリッドモデルの燃費は21.0km/L(HYBRID MG:JC08モード)で、価格は163万3500円から。ハイブリッドモデルの燃費は23.0km/L(HYBRID SZ:JC08モード)で、価格は208万7800円からです。
燃費の差を考えると、マイルドハイブリッドモデルが、かなりお買い得感があります。
●トヨタ「アクア」
トヨタ「アクア」は2011年に発売されたハイブリッド専用車です。もうすぐ発売から丸9年というロングセラーで、リーズナブルな価格や優れた燃費性能から、幅広い層から支持を集めています。
ハイブリッドシステムは2代目プリウスのものをベースに、アクア専用に改良されたもので、1.5リッター直列4気筒エンジンとモーターの組み合わせです。
コンパクトなボディのハイブリッド車というと、ヤリス ハイブリッドと競合してしまいますが、価格は181万8300円からとかなり抑えられているため、いまだに需要があります。
また、燃費も38.0km/L(L:JC08モード)と、最新モデルとくらべても遜色ない低燃費を実現。
ただし、アクアには4WDが設定されていないため、雪国など地域によっては4WDを設定しているヤリス ハイブリッドや、フィット e:HEV、ノートe-POWERがおすすめです。
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今回、紹介したハイブリッド車と初代プリウスとの価格差を見ると思ったほど安くなってないと思われるかもしれません。
しかし、アクアとノートe-POWERの一部グレード以外は、すべてのモデルに衝突被害軽減ブレーキに代表される先進安全技術が標準装備されています。
また、高価なリチウムイオン電池を使用している車種がある点も、初代プリウスと大きく異なるポイントです。
今後、各メーカーともさらなる電動化を進めるとしていますので、もっと魅力的かつ安価なハイブリッド車の登場に期待できます。
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