突然の豪雨で道路が冠水!? 対策は万全? 道路管理者に聞いてみた!

冠水道路に侵入… クルマから脱出することはできる?

 大雨時には、運転中の視界が著しく悪くなります。その結果、意図せずに冠水している道路に進入する可能性も出てきますが、クルマが冠水道路にハマった場合、脱出することはできるのでしょうか。

 JAFのユーザーテストでは、水深何センチの冠水ならクルマから脱出できるのかについて、水深30cmから120cmの間で「後輪が浮いている状態」と「完全に水没した状態」に分けて実験をおこなっています。

 その結果、セダンは水深60cmから、ミニバンは水深90cmから後輪が浮き始めました。

「後輪が浮いている状態」では、車外の水位が高くなったことで外から強い圧力がかかり、水深60cmに到達するとセダン・ミニバンともに水圧でドアを開けることはできませんでした。

 一方、「完全に水没した状態」は、車内外の水位差が小さくなり、ドアは重たいものの、開くことは可能で、セダン・ミニバンともに、時間はかかったものの全水深でドアを開けることに成功しています。

 なお、車両の後輪が浮いている状態では、水圧の影響を受けづらい後部座席のドアから脱出を試みることもできます。

JAFがおこなったテストの様子
JAFがおこなったテストの様子

 万が一、車内に閉じ込められてしまった場合のためには、脱出用のハンマーを車内に常備しておくことが大切です。

 また、シートベルトがなかなか外れない場合は、シートベルトを切断できる機能がついた商品もあるので、備えましょう。実際に窓を割るときは、四隅を意識して叩くと効率よく割ることができるとのことです

【画像】目の前に冠水が!? どんなコトに注意するか写真で見る!(12枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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