自粛でガラガラ首都高で急増中!「ルーレット族」に遭遇した時の正しい対処法とは
コロナ自粛による精神的な疲労が注目されるなか、「気晴らしに」と首都高を暴走する「ルーレット族」が社会問題となりつつあり、実際に取り締まりも強化されています。そもそもルーレット族とはどのような人を指しているのでしょうか。また、クルマで走行中に遭遇したときにはどのように対処すべきなのでしょうか。
警察が定める「ルーレット族」の定義とは
コロナ自粛以降、ニュースなどで「ルーレット族」という言葉を、見たり聞いたりする機会が増えています。
2020年5月28日には首都高を爆走していたルーレット族とみられる若者たちが、最高速度(時速50km)を超える時速108kmで運転していたとして、書類送検されたニュースも報道されました。そもそもルーレット族とはどんな人たちなのでしょうか。
ルーレット族について警視庁での定義を聞いてみました。
「おもに、首都高速道路都心環状線(C1)などを周回走行しながら最高速度違反、急加速、急な割りこみなどの違法で危険な走行や車体の違法改造による整備不良や排気音などの騒音などにより、他の車両などに著しく交通の危険を生じさせる、または、著しく他の交通に迷惑を及ぼす行為を行う『違法競走型暴走族』の一形態です。」
なんと、ルーレット族も暴走族の一形態だったのです。
暴走族というと、竹やり・出っ歯・特攻服などをキーワードとする、昭和の暴走族スタイルを思い浮かべる人が多いと思いますが、警察によると暴走族には大きくわけてふたつのタイプがあるとされています。
ひとつ目は「共同危険行為型暴走族」で、いわゆる昭和の暴走族です。
もうひとつは「違法競争型暴走族」といい、山道などのワインディングロードを舞台にして競走をおこなうローリング族や、0-400mの距離で速度を競うゼロヨン族、そして、首都高C1のルーレット族などを指します。
なお「ルーレット族」という言葉は1990年(平成2年)頃から使われているそうです。
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2020年4月以降、首都高上に移動式オービスが設置されたり、ルーレット族が集まりやすいPAを閉鎖したり、さまざまな取り締まりや対策が実施されてきました。
理由は、コロナによる外出自粛要請で首都高の交通量が激減。ガラガラになった首都高(とくに都心環状線)で暴走行為を繰り返すクルマ(ルーレット族)が増えたことによるもので、筆者(加藤久美子)もこれまで設置されていなかった場所に移動式オービスが設置されているのを確認しています。
取り締まりやPA閉鎖について、警視庁は「緊急事態宣言後に、取り締まり要望が多く寄せられたことによります。
PAの閉鎖については、地域、沿道住民からの騒音の苦情や、駐車スペースを長い時間占領することで、一般の利用者から『トイレ休憩ができない』などの声が上がってきました。
そこで、協議した結果、4か所の首都高PAを閉鎖することにしました」としています。
閉鎖されたことによって、「ルーレット族による騒音の苦情も少なくなり効果はあった」(警視庁)とのことでした。
ちなみに、5月1日から同月10日までは辰巳第1・第2、芝浦、箱崎の4か所のPAが終日閉鎖されていましたが、その後、5月15日から「当面の間」、辰巳第1、芝浦、箱崎の3か所で夜22時から朝4時までの時間で閉鎖が開始されました。
2020年6月4日現在(執筆時点)も辰巳第1、芝浦、箱崎の首都高PAは所定の時間は閉鎖中ですが、トイレや自販機の利用に限り可能です。
6月3日に筆者は辰巳第1PAを訪れましたが、22時になったとたんに警視庁高速隊と首都高速道路のパトロールカーが来て退出を命じられました。
だいたいが近接騒音規制値をオーバーしてるんだから陸運支局の検査官を夜間出張させて保安、検査基準で車を差し押さえればいいだろ
何のために車検証があるのかな?
車検場の検査組織が暁を見ない、昼間しか仕事をしないからこうなるんだよ
すっかり車検場や免許試験場が合格目的だけの場所になってしまっていて安全性の合格の先に何も無いから交通の現場ではアホな現実が繰り返されるわけで、更に質が悪いのは三流レーサーや三流自動車評論家等のいい放ち自動車評論が火に油を注いでるんだよ
とにかく難関とされている他の国家試験ですら合格が目的で合格の先が闇だから使えない奴がゴロゴロしてるんだよね。
その計算通りにいかない己の生きざまを周囲に当たり散らすのが車と言う道具を用いた暴走であったりするわけなんだよね〜