約350万円! トヨタ最新型「コンパクト“ミニバン”」公開! “ジムニー級”地上高の「SUV風」な「7人乗りモデル」!? 全長4.4m級ボディ&タフ顔がイイ「ヴェロズ」泰国に登場
トヨタのタイ法人は2025年3月24日、「バンコク国際モーターショー2025」で「ヴェロズ」を公開しました。いったいどんなクルマなのでしょうか?
シエンタより一回り大きいサイズと高い走破性
トヨタのタイ法人は2025年3月24日、「バンコク国際モーターショー2025」で、東南アジア市場向けの3列シートのコンパクトミニバン「ヴェロズ」の実車を公開しました。

トヨタは新興国市場向けに「VEROZ(ヴェロズまたはヴェロッツとも)」という車名の小型3列シートミニバンを展開しています。
インドネシア、マレーシア、ベトナムなどで生産され、地域によって「ヴェロズ クロス」や「アバンザ」といった名前でも販売されています。
トヨタとダイハツの共同開発によって誕生したモデルで、基本設計を共有するダイハツ『セニア』をベースとしています。
トヨタのタイ法人は、「7人乗りファミリーSUV」として位置づけており、実用性とデザイン性を両立したモデルとして人気を集めています。
ボディサイズは全長4475mm×全幅1750mm×全高1700mmで、日本のシエンタよりも一回り大きいサイズとなっており、実用性と取り回しやすさを高い水準で両立させています。
最低地上高は205mmと、スズキ「ジムニー」並みの高さを確保し、未舗装路や悪路でもSUVらしい走破性を発揮します。
外観デザインは直線的ラインを多用したタフな印象で、フロントには六角形グリルを配し、シャープなLEDヘッドライトが存在感を高めています。後方には横一文字LEDテールランプを配し、ワイド感を強調します。
後席ドアにはミニバンで一般的なスライド式ではなく、ヒンジ式ドアを採用しています。
内装はブラックとホワイトを基調としたツートーンカラーで清潔感のあるモダンなデザインになっています。座席は2-3-2配置の3列構成で、用途に応じたシートアレンジも多彩に対応しています。
パワーユニットには1.5リッター直列4気筒Dual VVT-iエンジンを搭載し、最高出力105PS、最大トルク138N・mを発揮します。CVTトランスミッションを組み合わせ、FF(前輪駆動)の設定のみとなっています。
タイ市場での車両価格は79万5000バーツ〜87万5000バーツ(1バーツ=4.35円の為替レートで約346万~381万円)に設定されています。
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