トヨタ「ヤリス」の人気が止まらない! 販売ランキングで2か月連続トップ

日本自動車販売協会連合会が発表した2020年5月の乗用車販売ランキングで、トヨタ「ヤリス」が2か月連続で1位を獲得しました。

ヤリスが販売好調! 人気の秘訣はどんなところ?

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2020年5月の乗用車販売ランキングでは、トヨタ「ヤリス」が1万388台を登録し、2か月連続で首位を獲得しました。

販売好調なトヨタ新型「ヤリス」
販売好調なトヨタ新型「ヤリス」

 新型ヤリスは2020年2月10日に発売。発売当月の2月は惜しくも1万台に届かず、9979台の登録となりましたが、3月以降は3か月連続で1万台以上を記録。また、5月に1万台を超えたのは新型ヤリスだけと、販売が好調です。

 新型ヤリスは新しいTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用し、低重心でスタイリッシュなデザインや、最新の「安全・安心装備」などが好評を得ているといいます。

 また、ハイブリッド車は力強い走りとともに、クラス世界トップレベルのWLTCモード36.0km/Lという低燃費も魅力のひとつです。

 今後、新型ヤリスをベースとした派生モデルとしてスポーティモデルの「GRヤリス」やコンパクトSUVの「ヤリスクロス」が登場する予定です。

 GRヤリスはヤリスをベースとした高性能バージョンで、3つのラインナップを展開。1.6リッターターボエンジンと6速MTを搭載した「RZ」と「RC(競技ベース用モデル)」、1.5リッターエンジンとCVTを搭載した「RS」と、ニーズに合わせたモデルが設定されます。

 ヤリスクロスはクロスオーバーSUVで、ベースのヤリスよりもひと回り大きなボディサイズとなります。

 パワートレインはヤリスと同様の1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドを搭載。居住性や荷室空間といったSUVらしいユーティリティ性能を両立しました

 販売好調なヤリスに、個性的な派生車が追加されることで、ヤリスの人気にますます拍車がかかりそうです。

 なお、GRヤリスは2020年9月、ヤリスクロスは同年秋ごろ発売される予定です。

※ ※ ※

 5月のランキングは、2位がトヨタ「ライズ」(7916台)、3位がホンダ「フィット」(7235台)、4位がトヨタ「カローラ」(6540台)、5位がトヨタ「アルファード」(5750台)と、トヨタ車が上位を占めました。

 これまでトヨタはチャネル制を取り入れていましたが、2020年5月から全店舗が全車種を取り扱うようになりました。

 1位のヤリスはネッツ店、5位のアルファードはトヨペット店でそれぞれ販売されていましたが、現在はトヨタの全店舗で販売されています。

 販売網拡大によりトヨタ車が好調ですが、その一方で車種統合などの話も聞かれます。今後のトヨタの販売動向が注目されます。

 また自動車業界においては、新型コロナウイルスの影響も出ており、生産工場の営業停止による納車の遅延や、経済衰退により新車を購入する人が減少することが懸念されます。

 6月はトヨタ「ハリアー」や「RAV4 PHV」、日産「キックス」、軽自動車ではダイハツ「タフト」など新型SUVの発売が予定されており、これらの新型車へ期待がかかります。

トヨタ ヤリスの詳細を見る

【画像】販売好調!新型ヤリスと今秋登場予定の派生モデルをチェック!(39枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー