性能は折り紙付きなのに安い!? ちょっと前のお買い得な高性能車3選
いまは消えてしまったマツダのホットハッチ
●マツダ「マツダスピードアクセラ」
マツダのコンパクトカー「アクセラ」は、同社を代表する大衆車「ファミリア」の後継車として、2003年に発売されました。
バリエーションは、5ドアハッチバックの「アクセラスポーツ」と4ドアセダンの「アクセラセダン」があり、初代アクセラからアクセラスポーツをベースにした高性能版の「マツダスピードアクセラ」が設定されています。
2009年に2代目となったマツダスピードアクセラは、ボンネットにエアインテークが備わるなど、外観はよりアグレッシブに変身。
搭載されたエンジンは2.3リッター直列4気筒直噴ターボで最高出力は264馬力を発揮し、トランスミッションは6速MTのみと、硬派な仕様となっていました。
なお、マツダスピードアクセラはハイパワーなFFだったため、雨の日などはアクセルワークに気を使うほどのじゃじゃ馬な一面もあったようです。
現在、アクセラは「マツダ3」と名前を変えましたが、マツダスピードアクセラのような高性能モデルは、ラインナップしていません。
現在は120万円前後の価格帯を中心に、中古車が販売されています。
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近年、高性能なコンパクトカーは数少なくなりました。海外メーカーでは比較的数が多いですが、国産車では2000年代に激減しました。
そうなると選択肢として中古車が浮上してきますが、日本では初年度登録から13年を経過すると自動車税と重量税が加算されます。
環境へ配慮して買い替えを促すという策ですが、古いクルマを大事に使うことが否定されているようで、自動車文化を育てるという流れからは逆行しているようです。
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