300馬力超!「RAV4 PHV」はトヨタ4ドア車で最速!? 北米で約410万円から

トヨタ「RAV4」のプラグインハイブリッドモデル「RAV4 PHV(海外名:RAV4 プライム)」の詳細について、北米トヨタが発表しました。

メチャクチャ速い! 爆速仕様の「RAV4 PHV」とは?

 トヨタの人気SUV「RAV4」をベースとしたプラグインハイブリッドモデル「RAV4 プライム(日本名:RAV4 PHV)」の詳細について、北米トヨタが発表しました。

トヨタ「RAV4 プライム」(北米仕様)
トヨタ「RAV4 プライム」(北米仕様)

 RAV4 プライムのパワートレインは、RAV4のハイブリッドモデルと同様の2.5リッターエンジンを搭載。新開発の大容量リチウムイオン電池やモーターの大容量化をはじめ、高出力を可能にする新たなプラグインハイブリッドシステムを採用しています。

 最高出力は302馬力で、0-60mph加速(0-96km/h)において5.7秒を達成。トヨタの4ドアモデルでは最速となります。

 また、1回の充電でバッテリーだけで最大42マイル(約67km)のEV走行を可能としていますが、市販されているPHVのSUVのなかで、もっとも長い距離を走ることができるとされています。

 駆動方式は4WDのみで、エレクトロニックオンデマンドAWDです。

 RAV4 プライムの外観デザインは、専用メッシュグリル加え、メッキやピアノブラック加飾が施されるほか、縦型LEDフォグランプが装着されるなど、ガソリン車やハイブリッド車にはないプレミアムなスタイルを実現しました。

 北米仕様では、「SE」と「XSE」のふたつのグレードが用意されていますが、上級グレードのXSEはツートーンカラーの19インチアルミホイールを装着(SEは18インチ)。大径タイヤを採用することで、SUVらしい力強さと安定感を表現しています。

 XSEの内装は、RAV4初となる9インチの大型タッチスクリーンディスプレイを初採用(SEは8インチ)。さらに、ムーンルーフやパドルシフトも標準設定されています。

 安全装備として、全車に「トヨタセーフティセンス2.0」を標準設定。歩行者検知機能付きプレコリジョンシステムやフルスピードレンジダイナミックレーダークルーズコントロール(DRCC)、ステアリングアシスト付き車線逸脱警報(LDA)、自動ハイビーム(AHB)、レーントレースアシスト(LTA)、道路標識アシスト(RSA)が含まれます。

※ ※ ※

 北米におけるRAV4 プライムの価格は、SEが3万8100ドル、XSEが4万1425ドル、日本円ではそれぞれ約410万円、約446万円です。

 ハイブリッドモデルのXSEの価格が3万4300ドル(約369万円)で、プラグインハイブリッドモデルのXSEとの価格差は7125ドル、約76万円高くなります。

 日本でのRAV4 PHVの価格は明らかになっていませんが、日本のトヨタ販売店によれば3グレードが設定され、450万円から500万円だといいます。なお、RAV4のハイブリッドモデルは326万1500円から388万8500円です。

 RAV4 PHVの発売は、日本では2020年6月8日、北米では2020年夏の予定です。

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【画像】トヨタの4ドア車で一番速い! RAV4 PHVとは?(22枚)

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