自宅にいながらスマホのようにアップデート可能! 注目のフォード新型EVとは

フォード「マスタング・マッハE」ってどんなクルマ?

 マスタング・マッハEは、2019年11月に開催されたロサンゼルスショー2019でワールドプレミアされた、SUVスポーツクーペタイプのピュアEVだ。

マスタング・マッハE。四輪駆動モデルも設定される
マスタング・マッハE。四輪駆動モデルも設定される

 ボディサイズは全長4724mm×全幅1880mm×全高1600mm、ホイールベースは2972mm。アメリカを代表するスポーツカー、「マスタング」ファミリーの一員らしく、スポーティな雰囲気に仕上げられている。

 2020年秋から発売予定。まず導入される予定のファーストエディションは332ps・565Nmを発生するモーターと98.8kWhのバッテリーを搭載する4WDモデルで、EV走行距離は満充電で約483km、0-60mph(約97km/h)5秒なかばを目指すという。

 そのほか、後輪駆動モデルと四輪駆動モデルが用意され、後輪駆動モデルは255ps・415Nm、または282ps・415Nmの2種類のモーター、四輪駆動モデルは332ps・565Nmのモーターを搭載する。

 スポーツモデル「マッハE GTパフォーマンスエディション」も2021年春に登場予定だ。459ps・830Nmを発生するモーターを搭載し、ポルシェ「マカンターボ」を超え「911GTS」に匹敵するパフォーマンスを想定しているという。予約開始3カ月での受注は、およそ3割がこのGTグレードを選択したという。

 マスタング・マッハEは、米ノースカロライナ州にあるフォードのモータースポーツを支える部門「フォード・パフォーマンスチーム」が、フォードのレーシングシミュレーターによるチューニングをおこなった最初の量産車になる。

 バッテリー容量は75.7kWh(288個のリチウムイオンバッテリー搭載)と98.9kWh(376個のリチウムイオンバッテリー搭載)の2種類から選べ、EV走行距離は約338kmから約483kmとなる。バッテリー搭載位置はキャビンの床下で、水冷式となっている。

マスタング初のピュアEV「マッハE」を画像で見る(18枚)

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