最新の軽自動車はオラオラ顔以外が主流!? 癒やし系やSUV風が注目集めるワケ
新たに注目! 「SUV風」軽自動車の特徴とは
軽自動車のさまざまなテイストのデザインが登場するなかで、近年はSUV風な外観を持つモデルも注目を集めています。
2018年12月に登場したスズキ「スペーシアギア」や、2019年3月登場の三菱「eKクロス」、2020年3月登場の三菱「eKクロススペース」などが、それにあたります。
これら3車種に共通するのは、それぞれ標準モデルが設定されたうえで、外観に違いをもたせたSUV風モデルとしている点です。
SUV風の外観を実現する手法も各車さまざまで、スペーシアギアは丸型のヘッドライトや、ガンメタリック色で引き締められたフロントグリル、フロント/リアバンパー、サイドドアガーニッシュを採用。ルーフレールも装備されます。
顔つきは、スズキの軽クロカンモデル「ジムニー」を連想させるデザインです。

一方、三菱の「eKクロス」と「eKクロススペース」は、「ダイナミックシールド」というデザインを採用。
これは同社のSUV「アウトランダー」や「エクリプスクロス」、そしてSUVミニバンの「デリカD:5」にも採用される三菱の共通デザインで、垂直に通したメッキバーと水平基調のグリルの組み合わせにより、力強さと安定感を表現しました。
これらのモデルは、従来の「標準モデルに対するカスタムモデル」という立ち位置とはまた違うデザインを提案することで、ほかのモデルとの差別化を図っています。
軽自動車とコンパクトカーとの価格差も縮まっていることから、デザインでの差別化は軽自動車にとって今後も重要なポイントとなりそうです。
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群雄割拠といえる軽自動車市場において、従来のカスタムモデルが消滅したわけではないものの、ユーザーの好みは細分化され、それに応じて軽自動車もさまざまなテイストのデザインを持つようになってきているといえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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