話題のSUVは中古もアリ? 人気モデルの中古車5選
超人気!? あのSUVの中古相場はどのくらい?
●トヨタ「ライズ」
トヨタ「ライズ」は、ダイハツとの共同開発によって、ダイハツ「ロッキー」とともに2019年11月に登場しました。
発売前から注目を集めていたライズは、登場初月で普通車4位となる7484台を販売し、2020年に入ってからも1月は1万220台、2月は9979台で、国内の普通車トップの販売台数を記録する大ヒット車種となっています。
当初の月間販売目標台数は4100台となっていましたが、それを遥かに上回る爆発的な売れゆきとなったため、オーダーストップという自体にまで陥ったそうです。
全長4m以下で1リッタークラスのコンパクトSUVでありながら、見た目以上に荷物を積むことができる5ナンバーサイズのクルマで普段使いからレジャーなど、さまざまな場面で活躍する点が人気です。
新車価格は、エントリーモデル「X(2WD/ガソリン)」で167万9000円からですが、中古市場の平均価格は約202万円となっています。
これは、上位グレードの登録済み未使用車が多く流通しているためと考えられ、ハイグレード車がお得に購入することができるチャンスといえます。
例えば、上級グレードの「1.0 Z」グレードでは、新車価格の206万円に対して、未使用車になると180万円から190万円で購入することができます。登録済ではあるものの、試乗車などで使われただけの新車同様な状態のため、十分にお買い得な価格です。
また、価格重視であれば前述したエントリーモデルの「X」がおすすめです。登録済未使用車では、走行距離10キロ以下が約150万円で販売されています。
●スズキ4代目「ジムニー」
2018年に20年ぶりにフルモデルチェンジされたスズキ「ジムニー」は、発売から2年近く経過した現在でも、納期が1年待ちになるほど爆発的なヒットとなっています。
2018年10月には、「2018年度グッドデザイン賞」にて、スズキでは初となる「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞したほか、2019年にはニューヨークモーターショー2019にて、日本車で初となる「2019ワールドアーバンカーオブザイヤー」を受賞するなど、世界的な人気を誇ります。
初代モデルを彷彿とさせるスクエア型のボディに豊富なカラーバリエーション、オフロード走行を得意とするラダーフレーム構造などが特徴で、ジムニーユーザー以外からも多くの高評価を得ています。
新車価格は、「XG」グレードの148万5000円からですが、平均価格は約230万円となっています。新車の1年近い納車予定を待ちきれないユーザーが中古車へ流れることが多く、中古車市場においても価格相場は下がりにくい状態です。
街乗りでも快適性を求めるならば、インテリアの装備も充実した上位グレードの「XC」がおすすめですが、フルオプションに近ければ価格は200万円オーバーも多く、新車で買うのと同等になることもあります。
また、エントリーモデルの「XG」は登録台数が極端に少なく、さらに純正仕様のままではなくカスタムされたジムニーが多く販売されています。
そのため、XGグレードであっても220万円以上の車両も多いため、他ユーザーによってカスタムされたコンプリートカーとして購入すると考えた方が良さそうです。
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ミニバンブームに続いてSUVブームも起こっており、中古市場においてもその流通量は増加しているようです。最近のSUVは見た目や走行性能だけでなく、居住性や積載量の多さなど使い勝手も高いため、才色兼備である点が人気を集めているのでしょう。
中古市場には多くの登録済未使用車が販売されており、予想以上にお得に購入できることもあります。クルマを買う際は、新車を検討すると同時に、一度中古市場も検討するのもありかもしれません。
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