ステーションワゴンみたいだけど超絶カッコイイ!? 珍ハッチバック車3選
短命だった美しいハッチバック車とは!?
●日産「ブルーバード オーズィー」

1987年に発売された日産8代目「ブルーバード」は、先進のフルタイム4WDシステムと高性能エンジンが搭載された、革新的な「SSSアテーサ リミテッド」の登場が話題となりました。
発売当初は4ドアセダンと4ドアハードトップだけのラインナップでしたが、モデル末期の1991年に、ステーションワゴンのようなフォルムの5ドアハッチバック「ブルーバード オーズィー」を追加。
車名の「オーズィー」は、生産が日産のオーストラリア工場でおこなわれていたことから、「オーストラリアの、オーストラリア人」という意味を持つ「Aussie(オージー)」に由来しています。
外観は直線基調のスピード感のあるデザインで、ロングルーフの後端に傾斜したリアハッチを配したことで、現代でも通用するようなスポーツワゴンのフォルムを実現。
また、前後にスポイラーを装備し、エンジンは日本仕様専用に2リッター直列4気筒DOHCを搭載するなど、スポーティなイメージに仕立てられています。
使い勝手も性能も良いモデルでしたが、わずか3か月の限定販売だったため販売台数は少なく、いまではかなり貴重なクルマです。
※ ※ ※
近年、ステーションワゴンのラインナップは激減しています。そもそもセダン人気の低迷もあって、ベースとなるモデルが減っているのも理由のひとつです。
しかし、2019年9月に、新型車として「カローラ ツーリング」がデビューするなど、その灯が消えたわけではありません。
ほかにも欧州車では数多くのステーションワゴンが販売されているので、まだまだ選択の余地はありそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。













