エグいカッコ良さ ダットサン「GO LIVE」 NISMOとは違うスポーティなヤバい奴

日産が新興国向けに展開するサブブランド「ダットサン」には多数の専用車種があります。そのなかでも新興国向けスポーティモデル「GO LIVE」とは、どんなクルマなのでしょうか。

新興国向けのクルマならではの問題も?

 新興国のなかには、ダットサンが登場するまで日産が販売をおこなっている国もありましたが、こうした地域では、2013年に新興国向けのブランドとしてダットサンが展開されるという情報が注目を集めました。

 過去にはインドネシアのほかにフィリピンでも展開され、2014年にはGO LIVEのベースとなるダットサン「GO」が販売されました。

新興国向けのブランドとして展開されるダットサン。そのため価格も抑えられている
新興国向けのブランドとして展開されるダットサン。そのため価格も抑えられている

 しかし、フィリピン陸運局が「ダットサン『GO』の安全性には大きな問題がある」と指摘したことで、フィリピンにおけるダットサンの販売戦略は大きく後退します。

 フィリピン陸運局の指摘の根拠となったのは、2014年11月14日に実施された、グローバルNCAP(新車アセスメントプログラム)によるGOのクラッシュテストでした。クルマの安全性を確かめるこのテストで、GOはなんと「星ゼロ」という異例の評価を受けてしまったのです。

 新興国では、日本では馴染みの薄い中国やマレーシアなどの自動車メーカーが、驚くような価格でクルマを販売していることも少なくありません。

 こうしたクルマには安全性に問題を抱えているものも多く、日本の保安基準に照らせば不適合となるモデルもあります。

 国によって賛否の分かれるダットサンは、そうした新興国市場の最前線で戦うメーカーといえるでしょう。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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