日産 新型「キックスe-POWER」世界初公開! 日本で6月発売か
タイ日産は、新型コンパクトSUV「キックス」を初公開しました。日本にも投入される新型キックスですが、どのようなモデルなのでしょうか。
ノート、セレナに続くe-POWER第3弾は「キックス」
日産のタイ法人は、新型コンパクトクロスオーバーSUV「キックス」の初公開しました。
新型キックスの外観は、大型のVモーショングリルを装着。グリル内部は「セレナ ハイウェイスター」のように、クロームをちりばめたパターンとしています。
また、ブーメランのような形状のLEDヘッドランプやLEDテールランプを装備するとともに、ピラーの処理によって屋根が浮いたように見えるフローティングルーフといった、最近の日産車に共通するデザインを取り入れました。
17インチの大径タイヤを装着し、スタイリッシュでありながらSUVとしての力強さを感じるデザインです。
内装では、インパネやシートなど随所にアクセントカラー(イエロー)を取り入れてアクティブな印象とする一方、ブラックやシルバー加飾を施すことで上質感のある室内空間を実現しています。
また、ニッサンコネクトとして、8インチのディスプレイオーディオを搭載しました。
新型キックスのパワートレインは、ノート、セレナに続いて「e-POWER」を搭載。1.2リッターと組合せ、最高出力は129馬力、最大トルクは260Nmを発揮します。
さらに、アクセルペダルだけで加減速が調整できる「e-POWER Drive」を搭載。ペダルの踏み変えを減らし、ドライバーの運転をサポートします。
先進安全技術として、エマージェンシーブレーキなど14の機能を搭載し、快適で安全なドライブをサポートします。
タイでの価格は、88万9000バーツから104万9000バーツ、日本円で約296万円から約350万円です(1バーツ=3.33円)。
日本でのスペックは明らかになっていませんが、2020年6月にも発売されるのではないかといわれています。
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キックスは北米、中国、ブラジルなどで販売されており、搭載されるエンジンは1.5リッター/1.6リッターのガソリン車です。
インドなどで発売される新型キックス 2020年モデルは、1.3リッターターボが追加されると発表されています。
また、クロスオーバーSUVの「ジューク」は2代目にフルモデルチェンジしましたが、日本に投入されることはないようです。
代わりに今回公開された新型キックスが販売される予定で、ミドルサイズの「エクストレイル」とともに、日産のSUVカテゴリを支えることになります。
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