ホンダ新型「フィット」にF1の技術を注入!? 両者の意外な関係性とは
コンパクトカーに初搭載される新開発のe:HEVとは?
新型フィットに搭載される新開発のe:HEVは、1.5リッターガソリンエンジンと接続するふたつのコンパクト電気モーター、リチウムイオンバッテリー、パワーコントロールユニットを介した固定ギアトランスミッションで構成されており、これらが調和して力強い加速性能と滑らかな走行性能を実現しました。
なお、コンパクトカーにe:HEVが搭載されるのは、初めてとなります。
e:HEVは、「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」の各モードをシームレスに切り替え、市街地走行では、EVドライブとハイブリッドドライブで最適な効率を実現。高速道路ではエンジンドライブとなり、モーターからのピークパワー「ブースト」で高速加速を補完します。
また、ハイブリッドドライブでは、発電機モーターを介して、ガソリンエンジンからの余剰電力をバッテリーに充電するとともに、EVドライブは減速時にも作動し、回生ブレーキでエネルギーを回収してバッテリーを充電します。
新型フィットは従来のトランスミッションではなく、新開発の電子制御無段変速機(eCVT)を搭載しています。
ギア比をひとつに固定することで各部の動きを直結し、すべての駆動モードにおいて、加速時のリニアなフィーリングとスムーズで安心感のあるトルク伝達を実現しました。
※ ※ ※
フィットは、海外では「ジャズ」という車名で販売されています。欧州における新型ジャズの発売は、2020年後半に予定されています。
1 2
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。