ダイハツ新型「タフト」は小型SUVを圧倒!? スズキ「クロスビー」と比較
新型タフトはダイハツ初の電動パーキングブレーキ採用
タフトはダイハツの次世代プラットフォーム「DNGA」を採用したモデルで、パワートレインは、660ccの自然吸気エンジンとターボエンジンがあり、CVTと組み合わせました。駆動方式は2WDと4WDがあります。
クロスビーは、1リッターターボエンジンとマイルドハイブリッドを全車に搭載し、余裕のある走りと環境性能を両立。プラットフォームは「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、ボディ剛性と軽量化を実現しました。なお、トランスミッションは6速ATです。
駆動方式は2WDと4WDがありますが、4WDは路面状況に応じて前後輪に最適な駆動力を配分するビスカスカップリング式の4WDシステムを採用。
スポーティーな走りを実現する「スポーツモード」や雪道やアイスバーンでのスムーズな発進をサポートする「スノーモード」を新たに採用しています。
さらに、滑りやすい路面で発進をサポートする「グリップコントロール」、急な下り坂で車速を約7km/hで維持する「ヒルディセントコントロール」とあわせて4WD車に標準装備しました。
タフトの安全装備については明らかになっていませんが、ダイハツ初の電動パーキングブレーキを全グレードで標準装備しています。
ブレーキから足を離していても停車を維持し、アクセルを踏むと機能が解除されて再発進できることから、足が疲れにくく、信号待ちやパーキングで駐車券を取るときなども安心です。
クロスビーは安全装備として、単眼カメラと単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」や、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能と、ヘッドランプのハイビーム /ロービームを自動で切り替えるハイビームアシストを搭載しています。
また、後退時の衝突被害軽減ブレーキをスズキ小型車で初採用しました。
加えて、車両の周囲を3Dで立体的に確認できる「3Dビュー」を搭載。死角となる部分を車内のモニターに表示することで、安全性を確保しています。
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スズキは、軽自動車のハスラーを2014年に投入し、2017年にクロスビーを発売しました。どちらもこれまでになかったクロスオーバーSUVとして人気を博しました。
一方のダイハツは、2019年に小型SUVの「ロッキー」を発売。ロッキーはトヨタでは「ライズ」として販売されていますが、どちらも販売が非常に好調です。
軽SUVと小型SUVの両方をラインナップしたのはスズキのほうが先でしたが、ダイハツはロッキーと新型タフトを投入し、スズキを猛然と追い上げている状況です。
新型タフトは、軽自動車だけではなく、普通車からのダウンサイジング需要の受け皿としての役割もあるとされています。
タフトのような個性派モデルが増えることで、軽自動車市場だけでなくSUV市場が全体的に盛り上がることが期待されます。
タフトがらみの提灯記事が酷すぎる。
タフトがデキの悪い車と思う人も多くなるだろう。
なんでハスラーとの比較でなくわざわざクラスの違うクロスビーなの!?