打倒ホンダ「N-WGN」!? 新型軽SUV「タフト」は2020年の台風の目となる?

新型タフトとN-WGN、荷室のつくりの大きな違いとは

 荷室の使い勝手においても、両車には違いがあります。

 ダイハツが「フレキシブルスペース」と呼ぶ新型タフトの荷室+後席部分のスペースは、大人ふたりが乗車することもできるものの、本領を発揮するのは後席を倒したときだといいます。

 シートを倒すと背もたれと荷室部分に段差のないフラットな大空間が出現します。シートバックには汚れにくい加工が施されており、汚れのある荷物も積みやすいつくりです。

 また、フレキシブルボードを下段にすることで、背の高い荷物を安定して積むことも可能です。

ホンダ「N-WGN」の荷室
ホンダ「N-WGN」の荷室

 一方、N-WGNの荷室は上下2段に仕切って荷物を積載できる設計となっているのが特徴です。

 上段に荷物を積んだ状態のまま下段にも荷物を積載可能で、使い勝手のよい空間となっています。荷室を倒したときの背もたれと荷室部分の段差は、新型タフトよりも大きめです。

 搭載されるエンジンを見ると、新型タフトとN-WGNはともに660cc自然吸気/ターボの2種類で、組み合わされるトランスミッションはCVT、駆動方式は2WD/4WDが選択可能です。

 また、電動パーキングブレーキをとオートブレーキホールド機能が搭載されていることも共通しています(N-WGNは一部仕様のみ非搭載)。

※ ※ ※

 N-WGNの価格(消費税込)は129万8000円から182万7100円です。一方、新型タフトの価格は発売前のため明らかになっていません。

 激戦の軽トールワゴンのなかで新型タフトがどのような存在感をみせるか、注目です。

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