寝ても快適!? 最新ミニバンは「横になってから」がスゴかった!

高級ミニバン「アルファード」はやはり快適?

 最後にトヨタ「アルファード」です。グレードにより7人乗りと8人乗りに分かれていますが、アルファードにおいても1人の差は2列目シートに現れます。

 8人乗りは普通のミニバンと同じ3人掛けシートですが、7人乗りでは左右のシートが独立しており、背の高いひじ掛けを装備した「エグゼクティブパワーシート」や、ゆったりとリラックスした姿勢で座れる「リラックスキャプテンシート」が設定されています。

 トヨタでは、これを「至福のくつろぎ」を体験できる「エグゼクティブラウンジ」としていますが、広大な室内空間を最大限に活かした、アルファードならではの特徴といえるでしょう。

 アルファードの室内は広く、室内長3210mm×室内幅1590mm×室内高1400mmと、大きな空間を備えています。

 文部化科学省の学校保健統計調査によれば、2019年時の小学6年生男児の平均身長は145.7cmとされていますので、小学生の子どもよりも長い室内幅なのです。

アルファードのフロント・セカンドフルフラットモード
アルファードのフロント・セカンドフルフラットモード

 さらに、1列目のヘッドレストを外すことで、1列目から3列目まですべてのシートをつなげて倒せる「フルフラットシート」機能があります。

 7人乗りの場合は、1列目と2列目のセンター部分に隙間ができてしまいますが、8人乗りの場合は2列目と3列目が完全につながり、広大なスペースが出現します。

 また、オプション装備として、1列目と2列目、そして2列目以降の全てのウィンドウを隠すカーテン「室内快適セット」があり、さながら「個室」のような空間をつくりだすことも可能です。

 2列目のルーフには、「JBLプレミアムサウンドシステム」と連携した、13.3インチの「リヤシートエンターテインメントシステム」も装備し、まさに極上の室内空間だといえます。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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