2019年世界で最も売れたスポーツカーが発表 トップに輝いたのはフォード「マスタング」
アメリカのフォード・モーターは、2019年世界でもっとも売れたスポーツカーにマスタングが選ばれたことを発表した。
誕生から56年。アメリカンスポーツの代表格が「マスタング」
フォード・モーターは、2020年4月17日、この日で登場してから56回目の誕生日を迎えた「マスタング」が、2019年世界でもっとも売れているスポーツカーのタイトルを獲得したことを発表した。
IHS Markit調べによる最新の世界販売データによると、マスタングは2019年、グローバル市場で10万2090台を販売し、世界でもっとも売れたスポーツカーになった。また5年連続で「世界でもっとも売れたスポーツクーペ」となった。IHS Markitによるスポーツクーペの定義は、2ドアモデルとコンバーチブルモデルとなる。
フォード・モーターの最高執行責任者であるジム・ファーリーは「スウェーデンから上海まで、運転にこだわりを持つ多くのドライバーが、新しいマスタングでアメリカンスポーツカーの自由の感覚を楽しんでいます。われわれは56年間、このモデルを多くのファンに届けてきたことを光栄に思っています」とコメントする。
マスタングは現在、エコブーストやGT350R、GT350シェルビー、GT500など、12のバリエーションを持っている。新世代である6代目現行型マスタングは2015年に登場。輸出が開始されてから2019年12月まで、世界146カ国で63万3000台を販売している。
2019年1年間では10万2090台を販売。ドイツではこの間、33%増、ポーランドでは50%増、そしてフランスでもほぼ倍増したという。
さらにマスタングは、1966年から2018年までのアメリカ新車登録累計台数では、過去50年のなはかでアメリカ国内で一番販売台数の多いスポーツカーだという。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。