新車販売もピンチに!? 新規コロナ禍で来店3人… 不安要素の解決策とは
クルマが欠かせない地方の状況とは
クルマ移動がメインの人々にとって、クルマは生活に不可欠な要素であることは間違いありません。都心部ではなく、地方の販売店の状況はどうなっているのでしょうか。
東北地方のホンダ販売店スタッフは以下のように話します。
「緊急事態宣言が全国に広まったことで、営業時間短縮や人員削減の話が進んでおり、なかには退職が決まったスタッフもいます。
しかし、新型フィットの人気もあり、まだ売上的に大きな影響はありません。メンテナンスでの来客もやや減ったかな、という程度です」
日本自動車販売協会連合会が発表する、2020年3月の新車販売台数(軽自動車を除く)によると、ホンダ「フィット」は1万4845台でランキング2位となっており、売れ行きは好調です。
しかし、現場では新型車でなんとか販売を伸ばしているという声もあり、4月以降の販売は大きく減少することが予想されています。
また、フィットの売れ行き好調のように「新型車の登場」は今後のカギとなりそうです。前出のトヨタ販売店スタッフは、次のように話します。
「先日、新型『ハリアー』について発表があり、かなり多くの問い合わせがありました。日によってはヤリスが発表されたときより多いこともあり、ハリアーファンの多さに驚き、とても期待しています」
しかし、いくら人気といえど1車種だけでは限界があるでしょう。今後、新型車頼みの現状からどのような突破口を見つけるのでしょうか。
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