新型ハリアー&RAV4何が違う? 異なる性格の2台 トヨタSUV対決
RAV4の4WDシステムは3種類! どうスゴい?
搭載されるパワートレインにはどのような違いがあるのでしょうか。
新型ハリアーに設定されるのは、2リッターエンジンのガソリン車と、2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド車の2種類です。3代目モデルに設定されていた2リッターターボエンジン車は、4代目ではラインナップから外れました。
駆動方式は2WDと4WDが選択可能なほか、ガソリン車の4WDシステムは「ダイナミックトルクコントロール4WD」、ハイブリッド車の4WDシステムは電気式の「E-Four」となります。
一方、RAV4のパワートレインも2リッターエンジンのガソリン車と、2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド車の2種類という点は共通していて、それぞれ2WDと4WDが選択可能な点では共通していますが、4WDの駆動方式において違いがあります。
ガソリン車の4WDシステムにおいて、ダイナミックトルクコントロール4WDに加えて世界初のシステムとなる「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が用意されています。
ダイナミックトルクベクタリングAWDは、走行状況に応じて、前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」を搭載。
高い旋回性能を発揮するシステムとなっています。同じモデル内で複数の4WDシステムがラインナップされることは珍しい事例です。
両車の安全装備面ではどのような違いがあるのでしょうか。新型ハリアーには、歩行者(昼夜)や自転車(昼間)を検知する衝突被害軽減ブレーキを採用した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。
またトヨタ初採用の装備として、走行中の前後方向映像を録画可能な「デジタルインナーミラー」の設定もあります。
RAV4にも、衝突被害軽減ブレーキを含む予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。衝突被害軽減ブレーキの検知対象に、歩行者検知(昼夜)自転車(昼間)を含む点も、新型ハリアーと共通します。
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新型ハリアーの価格は2020年4月14日現在発表されていません。一方、RAV4の価格(消費税込)は265万6500円から388万8500円です。
トヨタのミドルサイズSUVという共通点はあるものの、デザインや特徴は大きく異なります。
ユーザーの好みに合わせて選択することが可能となっていて、同社のSUVラインナップの豊富さが感じられます。
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