トヨタ「カローラ」首位奪還! 迫るフィットは2年ぶりのTOP3 軽1位は安定のモデル?
2020年3月の販売ランキングが発表され、登録車はトヨタ「カローラ」、軽自動車はホンダ「N-BOX」が首位を獲得しました。
登録車の6位までが1万台以上と販売好調
2020年3月の登録車販売台数(輸入車除く)が日本自動車販売協会連合から発表され、トヨタ「カローラ」が1万6327台登録し、2019年12月以来、3か月ぶりに1位を獲得しました。
2位はホンダ「フィット」(1万4845台)、3位はトヨタ「ヤリス」(1万3164台)となりましたが、ホンダ車がトップ3内に入るのは、2017年11月のフィット(3位)以来、約2年ぶりです
フィットとヤリスは2020年2月に発売された新型車で、販売合戦の行方が注目されていましたが、2月と同様に、新型フィットが新型ヤリスを上回るという結果になりました。
また、2020年1月から2か月連続でトップだったトヨタ「ライズ」は1万2009台で4位、5位は日産「ノート」(1万999台)、6位はトヨタ「シエンタ」(1万456台)、7位はトヨタ「プリウス」(9717)、8位はトヨタ「ルーミー」(9700台)、9位はホンダ「フリード」(9528台)、10位は日産「セレナ」(9130台)と続きます。
2月は、首位のライズが9979台の登録で1万台を切っていましたが、3月は6位までが1万台を越すという結果になりました。
軽自動車のランキングは、1位がホンダ「N-BOX」が2万2078台を販売、2位はダイハツ「タント」(1万7370台)、3位はスズキ「スペーシア」(1万6077台)と、背の高いスーパーハイトワゴンが上位を占めています。
一方で、新型スーパーハイトワゴンとして2020年3月19日に発売された日産「ルークス」は7633台を販売し、11位に入りました。約2週間で7633台の販売ということで、4月の台数が期待されます。
4位はダイハツ「ムーヴ」(1万6077台)、5位は日産「デイズ」(1万1612台)と、室内空間が広いハイトワゴンが続きますが、6位に軽クロスオーバーSUVのスズキ「ハスラー」(1万372台)がランクイン。
また、2020年1月にフルモデルチェンジしたハスラーは、同月は5809台販売していましたが、2月は178.6%の伸びを見せました。
現在、軽クロスオーバーSUVのカテゴリはハスラーのみという状況ですが、6月にはダイハツが新型「タフト」を発売する予定となっています。6月以降、ハスラーとタフトの販売がどのように推移するのか注目です。
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年度末にあたる3月は新車の販売台数が多くなる時期ということもあり、好調なセールスを記録しました。
しかし、猛威を振るう新型コロナウイルスによる経済活動の低迷や生産工場の稼働停止を受け、4月以降の新車販売は大きく減少することが予想されます。
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