なぜ軽のナンバーは黄色? 巷では「ダサい」の声も… 車種で色が異なる理由
現代でも「白ナンバー」の軽自動車に乗れる?
1975年の法改正によって「軽自動車は黄色ナンバー」となりました。しかし、現代でも「白ナンバーの軽自動車」に乗る方法があります。
そのひとつが、将来開催される東京オリンピック・パラリンピック開催を記念して交付される「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」です。
国土交通省によれば、2017年9月4日から事前申込みが開始されており、同年10月10日より交付が始まっています。
2017年10月から交付されている「東京2020年オリンピック・パラリンピックの特別仕様」の白いナンバープレートは、大会開催を記念して発行されている特別仕様のナンバーであり、国土交通省によれば、申し込み締め切りは2020年9月末頃予定とされています。
しかし、大会が2021年の夏に延期されたことに伴い、国土交通省は申込み期間の延長も検討しているようです。

もうひとつの方法として、「軽自動車を購入して、軽自動車の規格を超える改造をおこなう方法」があります。
例えば、車高を上げるためのサスペンションを組み込んだり、車幅を大きくするためのエアロパーツといった改造をおこなうと、車検証に記載されている車高や車幅の数字と異なるために、「改造申請」をおこなう必要があります。
その結果、軽自動車規格から登録車規格に変更されるに伴い、ナンバープレートも黄色から白色へと変わるのです。
軽自動車の黄色ナンバーは、ユーザーによっては「黄色いナンバーは恥ずかしい」という意見もあるようです。しかし、高速道路の料金、車検費用、税金など、軽自動車であるからこそのメリットは少なくありません。
Writer: Peacock Blue K.K.
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