「まさかのピンチ!」 渋滞中にガス欠… 高速道路でどう対処する?
ガス欠によりクルマが故障する?
高速道路でガソリン切れを起こさないことは、運転手にとって遵守すべきルールです。そのためにも、高速道路を運転するときには、まずガソリン残量に余裕があるかどうかを確認しましょう。
最近ではハイブリッド車などの燃費の優れたクルマが増えてきたことにより、「まだガソリンを入れなくても大丈夫」とギリギリまで給油を我慢してしまう人もいるようです。

しかし高速道路ではガソリンスタンド間の距離が100km以上離れている区間もあり、次にいつ給油できるかわかりません。
自分のクルマは「燃費がいいから大丈夫」と思っていても、予期しない渋滞時に遭遇すれば燃費が想像以上に悪くなることもあります。頻繁なストップ&ゴーやノロノロ運転になると、平均走行速度が極端に下がり、燃費が著しく悪化してしまうのです。
また、ガソリン切れによってクルマにダメージを及ぼすこともあるようです。ある中古車販売店のスタッフは、ガソリン切れがクルマに及ぼす影響について、以下のように話します。
「ガス欠を起こしてしまうと、クルマによっては燃料ポンプなど、ガソリンをエンジンに送る部品が壊れてしまう可能性もあります。その場合、ガソリンを入れてもエンジンが動かなくなってしまい、修理工場へレッカー車で移動しなければならなくなります。
もしも連休や行楽地への旅行の最中にトラブルでエンジンがかからなくなれば、自宅や駐車場までレッカー移動することになります。
保険でロードサービスがあれば安心ですが、そうした特約がなければ自費でクルマを移動することになり、費用も馬鹿になりません。
ガソリンをギリギリまで入れずに我慢するのではなく、『クルマを壊さないためにもガソリンを入れておく』ことを心がけた方が良いでしょう」
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。














