トヨタ新型「ハリアー」6月発売か ターボ車廃止でどんなモデルに?

近々の登場が噂されていたトヨタ新型「ハリアー」ですが、現時点で2020年6月17日に発売が予定されているといいます。トヨタは、同SUVにて「ライズ」や「RAV4」が好調ですが、元祖ラグジュアリーSUVのハリアーはどのようなモデルで登場するのでしょうか。

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新型「ハリアー」は6月デビュー!?

 トヨタのミドルサイズSUV「ハリアー」の新型モデルが、2020年6月17日に発表・発売を予定しているといいます。新型ハリアーは、どのような進化を遂げるのでしょうか。

2020年6月に登場予定の新型ハリアーはどのような進化を遂げるのか!(画像は現行モデル)
2020年6月に登場予定の新型ハリアーはどのような進化を遂げるのか!(画像は現行モデル)

 ハリアーは、高級サルーンのような乗り心地と快適性を持ったSUVをコンセプトとして、初代モデルが1997年に登場。その後、2003年に2代目モデル、2013年に現行となる3代目モデルが登場しています。

 近年では、世界的にSUVの人気が高まっており、ハリアーの持つ「ラグジュアリーSUV」の影響を受けて、さまざまな自動車メーカーが続々と新型モデルを投入しているほどです。

 また、国内市場では2010年頃の日産「2代目エクストレイル」やマツダ「初代CX-5」以降、SUVの人気に火が点き、最近ではミニバンや軽自動車まで「SUV風」なモデルが登場しています。

 なかでも、2019年4月に発売されたトヨタ「RAV4」や、同年11月にダイハツのOEMとして登場したトヨタ「ライズ」は、それまでSUV市場をけん引していたトヨタ「C-HR」やホンダ「ヴェゼル」を抑えて、売れるSUVとして確立されています。

 そのため、最近では存在感が薄かったハリアーですが、現行モデルが2013年のデビューで7年経っていまでも直近の月間販売台数を平均すると約3000台です。

 一方、新型RAV4の同時期で約6000台と、新車効果や他社から新しいSUVモデルが登場していることを加味すると、ハリアーは人気を保っているといえます。

 そんな堅調なハリアーの新型モデルについて、首都圏の販売店で話を聞きました。

「新しいハリアーは、現在のところ2020年6月17日に記者発表で同日発売の予定と聞いています。販売店には、現時点で大まかな情報しかありません。

 詳しい情報は、5月上旬から先行受注が開始される見込みで、そのタイミングでグレード展開や価格などが判明すると思います。

 ただし、内外装のデザインなどは6月17日以降のホームページやカタログまで待たなければならないと思います」

 また、別の店舗では、現時点の最新情報について伺いました。

「現時点で分かっているのは、最近のトヨタ車同様にTNGAを用いたプラットフォームや、最新の衝突被害軽減ブレーキを備えたトヨタセーフティセンスが採用されます。

 また、現行モデルでガソリン車(2リッター/2リッターターボ)、ハイブリッド車(2.4リッター)の3つが設定されていましたが、新型ではターボ車が廃止されるため、グレード展開が変更される見込みです。

 デザインの情報はまだ来ておりませんが、5月頃には受注開始となる予定ですので、その頃にはもう少し詳細な情報が分かるかもしれません」

※ ※ ※

 2020年3月時点で、すでにいくつかの情報が店舗には出ているようです。また、前出の店舗では新型ハリアーの噂が出始めた時点で、「次のハリアーが出たら購入するので、抑えておいて」というほど、期待しているユーザーもおり、店舗に試乗車が来るのは7月上旬だといいます。

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1件のコメント

  1. クルーガーVと兄弟関係で登場した頃から退化の一途の車だからね、むしろクルーガーV時代のほうがAWDにしてもシンプルなセンターデフロック次のメカニズムで50:50のトルク配分が妙に凍結路面でも安定していた記憶があるけど?
    何かと電子制御と聞くとさぞかし優秀な機能に思えてしまうけど、ハリアーのような昔のカムリから増築したFFベースはSUVとは言い難い見せ掛け倒しなので素直にフロントヘビーを認識しながら無駄な電子制御は組み込まないほうが世の為、人の為、自分の為なのだが、今更と言うか?妙に旧型をしのげない新型車ってめずらしくなくなってきてしまいましたね。

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