ホンダ「N-WGN」が好調!? ブレーキ問題の影響少なく売れている理由

N-WGNは安全性や社会問題も考慮していた!?

 N-WGNには、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備。衝突を予測してブレーキをかける「衝突軽減ブレーキ」、誤って急加速するのを抑える「誤発進抑制機能」、車間を保って先行車を追従する「アダプティブ・クルーズ・コントロール」(渋滞追従機能付き)などを搭載しています。

 とくに、渋滞追従機能付きの「アダプティブ・クルーズ・コントロール」は、ホンダの軽自動車としては初採用。ノロノロ運転でも先行車を追従し、先行車が止まると合わせて停車までおこないます。

 また、N-BOXの「クルーズコントロール」は速度が30km/h以下になるとキャンセルされますが、N-WGNは停車まで制御を続けることが可能です。

 ほかにも、駐車でバックするとき障害物を検知する「パーキングセンサーシステム」や、停車時にブレーキペダルから足を離しても停車しつづける「オートブレーキホールド機能」といった機能も。

 細かいところでは、ハンドル位置を前後上下に調節できるほか、運転席の座席位置は、前後だけでなく高さの調節もすることができます。

ホンダの軽自動車初の安全装備も盛り沢山な「N-WGN/N-WGN Custom」
ホンダの軽自動車初の安全装備も盛り沢山な「N-WGN/N-WGN Custom」

 またN-WGNでは、近年問題となっている「ペダルの踏み間違い」を考慮し、アクセルペダルとブレーキペダルを従来の位置より右側に配置。

 これにより右足首を内側にねじらずに、より自然な姿勢で操作ができるといいます。さらに、ブレーキペダルはかかとの位置がずれにくく、安心して踏める方式を採用しました。

 N-WGNの営業担当者は、次のように話します。

「クルマは、性別・体格・年齢が異なるあらゆる人が運転します。そのため、『自然な姿勢で踏めるペダル』を目指して新しいペダルレイアウトを採用しました。

 同時に、ハンドルの前後および上下位置や、シートの高さもかんたん調節できるようにすることで、自分の運転しやすいポジションに合わせられるよう工夫をしています」
 
※ ※ ※

 このようなかつての「軽自動車だから安全装備はそこそこ」ということはなく、現在では普通車並にユーザーの安全を意識したクルマなのです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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