アルファードなど11万台超のトヨタ・レクサスがリコール 燃料ポンプ不具合でエンストの恐れ
燃料ポンプに不具合があり、走行中にエンストする恐れがあるとして、トヨタは2020年3月4日リコールを届け出ました。対象車種はトヨタ車9車種、レクサス車8車種で、合計11万2934台に上ります。
トヨタ車、レクサス車の11万台以上が走行中にエンストの恐れあり
トヨタは2020年3月4日、9車種のトヨタ車と8車種のレクサス車のリコールを国土交通省に届け出ました。

不具合があることが確認されたのは燃料装置(燃料ポンプ)で、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあるということです。
そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンストに至るおそれがあることから、全車両で低圧燃料ポンプを対策品と交換する改善措置をおこないます。
なお、不具合は555件確認されていますが、事故には至ってないといいます。
対象となる車種は、トヨタ車は、2013年から2018年に生産されたノア、ヴォクシー、エスクァイア、クラウン、アルファード、ヴェルファイア、FJクルーザー、ランドクルーザー、ランドクルーザープラドの合計6万9233台。
レクサス車は、2013年から2019年に生産されたLS、RX、NX、GS、LC、IS、IS F、RCの合計4万3701台。トヨタ車、レクサス車合計で11万2934台がリコール対象となります(車種により製造日は異なります)。
対象車の所有者には、販売店から案内があり次第、点検・修理(無料)を受けるよう呼び掛けています。
Writer: くるまのニュース編集部
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