教習車もカッコ良さ重視!? 国産教習車4選
ホンダやスバルの教習車も存在! どんなモデル?
●ホンダ「グレイス教習車」
ホンダが2015年7月に発売した「グレイス教習車」は、同社の小型セダン「グレイス」をベースとしたモデルです。
グレイスの特徴であるコンパクトな5ナンバーサイズのボディにより、教習生が車両感覚をつかみやすく、運転しやすい取り回しのよさを実現しています。
また教習指導員が教えやすく、疲れにくい教習車を目指し、長時間座っても疲れにくいシートや、扱いやすい「教習指導員用補助ブレーキ&フットレスト」、教習生の誤操作を防ぐ「教習指導員用4席パワーウインドウスイッチ」などを採用しました。
エンジンは力強い走りと環境性能を両立した1.5リッター直噴エンジンを採用。トランスミッションは5速MTとCVTの2種類を採用しています。ちなみに5速MTはグレイスの標準モデルには設定がなく、教習車が唯一の採用例となります。
駆動方式はFFで、価格は5速MTとCVTともに182万3148円です。
●スバル「インプレッサG4教習車」
スバルの小型セダン「インプレッサG4」(マイナーチェンジ前モデル)をベースとした教習車も存在します。このモデルは、スバルの関連企業である桐生工業が架装を施して製造された教習車です。
教習車に仕立てられるにあたり装着される装備は、指導員用補助ブレーキシステム、指導員用アウトサイドミラー、指導員用防眩式インナーミラー、仮免許プレートの4点があるほか、オプションとして指導員用デジタルマルチメーターや指導員用ホーンスイッチなどがありました。
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運転免許の教習は、多くの人にとって強く印象に残る経験です。クルマ好きな人のなかには、はじめて運転した教習車がどんな種類だったかを覚えている人も存在します。
今回紹介した4台も、これから教習を受ける人にとっての「思い出の1台」になっていくことでしょう。
スバルインプレッサの教習車ですが、こだわりのAWD(4WD)仕様なのかが気になる所。