超絶カッコイイけど買えない!? 日本未発売のスポーティ車5選
国内で販売されなかったホンダのスポーツモデル2車種とは!?
●ホンダ「アコード 2.0T」
1976年、ホンダは好調な販売を続けていた「シビック」からステップアップするドライバーのために、1.6リッターエンジンを搭載した3ドアハッチバック「アコード」を発売しました。
その後、1982年に登場した2代目アコードでは米オハイオ州メアリーズビル工場で生産を開始しています。2017年に発表された10代目は、日本でも2020年2月に発売されました。
10代目アコードは2018年には北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。そのほかの国や地域で、30以上の賞を受賞するなど高い評価を得ています。
国内仕様は2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したモデルのみですが、北米仕様には最高出力252馬力を発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載した、スポーティな「2.0T」シリーズがラインナップされています。
さらに2.0Tシリーズには「Sport」「EX-L」「Touring」の3グレードが設定され、Sportには新開発の10速ATに加えて6速MTが用意されるホットモデルとなっています。
●ホンダ「シティ RS」
1981年に発売されたホンダ「シティ」は、1.2リッターエンジンを搭載したコンパクトカーですが、国内では2代目で販売を終了し、現在のシティは主にアジア圏向けの小型4ドアセダンとして販売されています。
そして、2019年にホンダは海外モデルとして5代目となる新型シティを、タイで世界初公開しました。
新型シティでは全車、最高出力122馬力を発揮する1リッター直列3気筒ターボエンジンを採用。最新の環境基準に対応しながら、従来の1.5リッター自然吸気エンジンより力強い走りと低燃費を両立させています。
ボディは先代よりワイド&ローとなったスポーティなデザインに一新し、内装の質感が高められました。
タイ仕様ではシティとしては初めてスポーティグレードの「RS」をラインナップ。よりシャープなデザインのフロントグリルやバンパー、リアスポイラー、16インチタイヤを装備しています。
現在、先代シティを日本でも「グレイス」として販売していますが、シティRSのようなスポーティグレードをラインナップする新型グレイスの日本上陸が期待されます。
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前出のアコードは北米で販売が好調とあって、国内モデルよりもバリエーション豊かです。
かつて、アコードは国内でも「Si」グレードや「ユーロR」など、スポーティなモデルをラインナップしていましたが、セダン人気の低迷からか消滅してしまいました。
一方で、トヨタ「カローラ」の6速MTモデルや、405馬力を誇るエンジンを搭載した日産「スカイライン 400R」が発売され話題となりましたので、スポーティセダンのニーズが高まれば、さらなるモデル拡大もありえるのではないでしょうか。
内装はいいが、外観デザインでいいと思うのは一つも無かった。