最短距離を選ばないカーナビ、実は賢い? 激狭すぎて通れない道「旧道」の怖さとは
旧道以外にも狭い道はたくさんある!?
国土交通省によれば、2017年4月1日時点で日本の道路の総延長は127万9511.9kmとされています。

そのなかには高速道路や国道なども含まれています。しかし、「道の長さ」では市町村道がもっとも長く、総延長は106万1593.1kmに及ぶとされています。
地球一周の長さが4万kmと言われますので、市町村道だけで地球一周を大きく上回っているのです。
さらに、国土交通省の道路統計調査によれば、2012年4月時点において、市町村道の道路幅は平均3.8mとされています。
現行モデルのトヨタ「プリウス」が全幅1745mmなので、3.8mはプリウスや同じ車格のクルマがギリギリすれ違える幅です。より全幅が広いミニバンやSUVなどでは、立ち往生してしまう可能性もあります。
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近年は、新東名高速道路や圏央道など、新しい高速道路やバイパスが整備されています。しかし、市町村道などの狭い道も数多く残っており、安易にショートカットをすると狭い道に入ってしまう危険があります。
クルマの大きさによっては、地図上の最短距離を選ぶと、狭くてすれ違いができないことになる可能性もありますので、注意が必要です。
Writer: Peacock Blue K.K.
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