森口博子がエンジンに!? 80年代から90年代のイケてる軽自動車5選
かつて軽自動車といえばN-BOXではなく…あの車だった
●三菱5代目「ミニカ」
三菱初の軽自動車として1962年に登場したのが、「ミニカ」です。とくに、人気となった5代目以降のモデルではFFとなり、車体の四隅にタイヤを配置することで、当時では類を見ない広々した室内空間を実現しました。
一般ユーザーにはもちろん、その広いスペースは仕事用のクルマとしても高評価を得たため、ミニカを営業車として使用する会社も多かったようです。当時のCMでは浅野温子さんが長きに渡り起用され、ミニカの良さをアピールするにあたり「乗ればわかるじゃない」のフレーズが印象的でした。
また、ハイルーフモデルの「ミニカトッポ」のCMには、小さなクルマの天井からジャイアント馬場が飛び出してくるといった、ギャップのある演出も話題となりました。その後、2011年の商用シリーズ販売終了にともない、49年の歴史に幕を下ろしています。
●スズキ初代「ワゴンR」
スズキの初代「ワゴンR」は1993年に登場し、「RJCニューカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、そのデザインと機能性で爆発的な人気を獲得しました。
当時のキャッチコピーは「クルマより楽しいクルマ」となっており、運転する楽しさをウリにしていたようです。
座面を高くすることで足が窮屈になるのを軽減することができ、なおかつ視点が高くなることで開けた視界を確保、運転のしやすさも人気の理由だったとされています。
軽自動車の販売台数のトップを常に維持していたワゴンRは、現在も順調な売れ行きを維持しており、現行モデルでは広瀬すずさんと草刈正雄さんを起用したCMも話題となっています。
※ ※ ※
2019年全体の新車販売台数において、1位ホンダ「N-BOX(25万3500台)」、2位ダイハツ「タント(17万5292台)」、3位スズキ「スペーシア(16万6389台)」、4位日産「デイズ(15万7439台)」、そして5位に登録車のトヨタ「プリウス(12万5587台)」がランクインとなり、上位4台を軽自動車が占めています。
現在の軽自動車と1980年代から1990年代の軽自動車と比べると、性能も大きさもまったく異なるものとなっているようです。
「逮捕しにゃうぞ」を 思い出した。
ガッツパブリカNO1