新型「コルベット」が爆売れ!? わずか2.5日で300台も売れた理由とは

2020年1月10日に日本初披露となったシボレーの新型「コルベット」。カスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」が開催された約2.5日で300台以上の予約を受け付けたといいます。1000万円以上するコルベットになぜこれほどまでの注目が集まっているのでしょうか。

新型コルベットとはどのようなクルマ?

 1953年にデビューした初代コルベットは、大排気量V型8気筒のハイパワーエンジンを組み合わせるのが特徴の米国を代表するハイパフォーマンス・スポーツカーです。

8代目となる新型「コルベット」の内装デザイン
8代目となる新型「コルベット」の内装デザイン

 8代目となる新型コルベットのボディサイズは、全長4630mm×全幅1934mm×全高1234mm。前述のとおり、従来の駆動方式であるFRから、MRに変更されたこともあり、これまでのロングノーズ/ショートデッキだったボディデザインに別れを告げ、ドライバーを中央に配したミッドシップ・スーパーカーのスタイリングになっていいます。

 リア中央に搭載されるエンジンは、490馬力/630Nmを発生する6.2リッターV型8気筒OHVエンジンで、後輪を駆動します。

 北米仕様は、495馬力/637Nmにシボレー初の8段デュアルクラッチトランスミッションが備わり、日本での展開グレードは、「2LT」と内外装にカーボンパーツを組み合わせた「3LT」が用意されます。

 予定価格は「2LT」が約1118万円、「3LT」が約1400万円の設定です(仕様変更に伴う価格変更の可能性もあるとのこと)。

 近年では、同社の「カマロ」が20代の若年層から支持を集めているといい、米国ブランドのモデルが再び人気を博しているといえるかもしれません。

【画像】アメ車のイメージが変わる!? 新型コルベットをチェック!(23枚)

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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