まるでSF映画の宇宙船!? 未来感あるデザインの車3選
これを超えるデザインのセダンはある?
●アストンマーティン「ラゴンダ」

イギリスを代表するスポーツカーメーカーであるアストンマーティンは、これまで数多くの名車を生み出してきました。
近年ではV型12気筒エンジンを頂点とする大排気量、大出力のエンジンを搭載するクーペモデルを中心に、セダンやSUVも発売するなど話題は尽きません。
このアストンマーティンが1978年に発売した第二世代の「ラゴンダ」は、それまでの常識をくつがえすほどのデザインとなっています。
空気を切り裂くようなボディデザインのことを「ウェッジシェイプ」や「クサビ型」と形容しますが、ラゴンダはクサビそのものといったスタイルのセダンです。
極限まで薄く作られたフロントマスクは大きく前方にオーバーハングし、ヘッドライトは4灯のリトラクタブルを採用。リアのトランク部分も大きく後方にオーバーハングし、フロントと同様に絞り込まれた形状になっています。
内装は本革と本木目を使いながらデジタルメーターを搭載するなど、伝統と革新が同居した斬新なものでした。
ラゴンダのデザインは本当に市販車なのか疑うくらい強烈なインパクトがあり、これを超えるセダンは、未だ出てきていません。
※ ※ ※
今回、紹介した3車種は、どれも美しいデザインのクルマですが、希少なクルマでもあります。
後世に語り継がれるようなクルマは数少ないですが、商業的には成功しなくても記憶には残ります。
それが、本当の名車ではないでしょうか。
Writer: くるまのニュース編集部
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