CMで見るけど実態は? 洗車にも使える高圧洗浄機のメリット・デメリットとは
TVの通販番組などで紹介されていたり、ホームセンターなどでも販売されている「高圧洗浄機」。試しに使ってみたいけれど、どれだけ使いやすいのかがイマイチ見えてこないので、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか。今回は、実際に高圧洗浄機を所有しているユーザーにインタビューして、洗車での使い勝手やほかにどんな用途で使っているか、費用対効果的な部分も含めて紹介します。
汚れを一気に水圧で落とす高圧洗浄機、メリットとデメリットは?
寒くなってくると、途端に洗車が億劫になってきます。肌に当たる風が鋭さを増すなか、水を使っての洗車はかなりの苦行です。そのような場合に、洗車を楽におこなえて便利なのが、テレビの通販番組などでお馴染みの「高圧洗浄機」です。
しかし、実際に高圧洗浄機を使って洗車をしているユーザーが周りにいないという人もいるかもしれません。高圧洗浄機を使った洗車の利点と欠点、そして具体的な方法とはどのようなものなのでしょうか。
高圧洗浄機は、通販番組だけでなく、家電量販店やホームセンターなどで販売されています。さまざまなメーカーの製品があり、製品の形状も肩掛けタイプのものから大型掃除機のようなものまであり、価格は約1万円から5万円前後となっています。
普段のホースで水をかけるより効率的なことは予想できますが、果たしてそれだけの投資に見合うものなのか、気になるところです。
そこで今回は、実際に高圧洗浄機を所有しているユーザーに、使い勝手や満足度などを聞いてみました。
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家庭用の高圧洗浄機において重要なのは「価格」と「水圧の強さ」で、そのバランスの取れたマシンが人気となっています。
この傾向は、1番人気の独ブランドであるケルヒャーだけでなく、国産メーカーの日立やリョービ、ヒダカ、アイリスオーヤマなども共通しており、メーカーの公式ウェブサイトでもそのように選ぶように推奨されています。
使い方はいたって簡単で、本体に付随するホースを自宅の水栓に装着し、AC電源コードを使いたい場所の近くの電源に差し込むだけ。
あとはガンタイプのグリップに、用途に応じてアタッチメントを交換して取り付ければ、トリガーを引いた分だけ水が噴出される仕組みとなっています。
高圧洗浄機の弱点のひとつは、完全なコードレスタイプではありませんので、電源の確保に苦慮することです。
たいていの高圧洗浄機は約5mのホースや電源コードが付随しており、駐車場には屋外用の水栓はあっても、AC電源のプラグを挿しこむコンセントがない場合があります。その場合は(園芸用などの)さらなる延長コードが必要です。
次に、ユーザーの声を元にした高圧洗浄機のメリット、デメリットとはどのようなものでしょうか。まとめると、次のようになります。
●高圧洗浄機のメリット
・頑固な汚れや手が届きにくいボディ下部なども洗うことができる
・ホースで洗うより体が濡れずに済む
・クルマ以外(外壁や網戸、駐車場のコンクリートなど)も洗うことが可能
●高圧洗浄機のデメリット
・水栓と電源を同時に確保する必要がある
・思ったよりも本体が重く、セッティングに手間取る
・モーター音が大きく、騒音になるため夜間は使いにくい
ユーザーからは、その設置の面倒さ(電源と水栓の確保)のおかげで、使用頻度が減っていると答える声も聞かれました。
それでも、アタッチメントの付け替えだけで洗車だけでなく家庭清掃用のデッキブラシとしても使用できることから、年末の大掃除では活躍しそうだ、とコメントしました。
雪国に住んでますから、高圧洗浄機は欠かせませんね。
自分のはケルヒャーのK2ですが、融雪剤を落とすのには十分な水圧だと思います。
記事にもありましたが、家の窓や網戸、外壁や玄関ポーチのタイルなどの掃除に使えるのも良いですね。
あと、音がするのは仕方ないですが、日中であれば住宅街でも気にならない音量です。