新型が出たら人気急落!? フルモデルチェンジでやらかした日産車5選

これまで日産には、数多くの人気車がありました。しかし、残念なことにフルモデルチェンジで大きく人気を落としたモデルも存在します。そこで、モデルチェンジで不人気となってしまった日産車を5車種ピックアップして紹介します。

フルモデルチェンジしたばっかりに不評となった日産車とは

 新型車の開発には莫大な時間と費用がかかり、販売状況によってはメーカーにとって死活問題になりかねません。

フルモデルチェンジが必ず成功するとも限らない!?(画像はV35型スカイラインクーペ)
フルモデルチェンジが必ず成功するとも限らない!?(画像はV35型スカイラインクーペ)

 そうならないためにも、商品企画の段階で市場調査から技術検証まで非常に多くの労力が費やされます。

 しかし、すべての新型車が大ヒットするとは限りません。なかにはフルモデルチェンジにより、人気が一気に下落してしまったモデルもあります。

 そこで、過去にフルモデルチェンジがうまくいかなかった日産車を5車種ピックアップして紹介します。

●R34型 ⇒ V35型スカイライン

イメージを一新して旧来のファンから不評となった「V35型スカイライン」
イメージを一新して旧来のファンから不評となった「V35型スカイライン」

 1998年に発売された10代目となるR34型「スカイライン」は、軽快だった8代目のR32型と大きく重い9代目のR33型の中間程度のボディサイズを採用し、洗練されたデザインと卓越した操縦安定性、動力性能などで高い評価を得ました。

 駆動方式はFRを基本とし、エンジンはすべて直列6気筒のRB型を搭載。1999年には「スカイラインGT-R」が追加され、2.6リッター直列6気筒ツインターボ「RB26DETT型」エンジンとゲトラグ製6速MTが組み合わされ、進化の絶頂を迎えます。

 そして、2001年のフルモデルチェンジで登場した11代目となるV35型スカイラインは、V型6気筒エンジン専用シャシ「FMパッケージ」を採用し、スポーティな走りと高級サルーンの乗り心地、空力のよいスタイルと広い室内空間を実現したグローバルなプレミアムセダンとして開発されました。

 非常に完成度が高い11代目スカイラインでしたが、スポーティな10代目から大きくイメージが変わってしまったことや、伝統の丸形テールランプと決別したことなどが、従来からのスカイラインファンを遠ざける結果になってしまいます

 その後2003年にはる3.5リッターV型6気の「VQ35DE型」エンジンを搭載したクーペが復活し、北米市場ではインフィニティ「G35クーペ」として販売され好評を得ましたが、国内ではかつてのような人気を取り戻すことはできませんでした。

●S13型 ⇒ S14型シルビア

精悍さを失ったといわれた「S14型シルビア」
精悍さを失ったといわれた「S14型シルビア」

 1988年に発売された5代目のS13型「シルビア」は、5ナンバーサイズのスタイリッシュな外観デザインの2ドアクーペです。

 発売と同時に、そのルックスが女性からも人気となり、3代目ホンダ「プレリュード」と同様にデートカーとしても高い人気を誇りました。

 さらに、5代目シルビアの魅力は、ほかのスポーツモデルが次々とFF化されていくなかでFRを継承し、1.8リッターながら最高出力175馬力の直列4気筒ターボ「CA18DET型」エンジンを搭載したことにあります。

 そして、1993年に登場した6代目となるS14型シルビアは、5代目のコンセプトを継承して開発されました。

 同年にモデルチェンジされたR33型スカイラインと同様に、走行性能の向上と上質感の演出のために3ナンバーサイズのワイドボディに生まれ変わります。

 しかし、5代目と比べて大きく重くなったボディはスポーツドライビング好きには不評で、フロントマスクも精悍さに欠けると酷評されました。

 トップグレードに搭載された2リッター直列4気筒ターボ「SR20DET型」エンジンは、最高出力220馬力にまで高められ、サスペンションやタイヤも進化し、動力性能と運動性能は確実に向上していましたが、販売は低迷してしまいます。

 その後のマイナーチェンジでフロントデザインを変更したにもかかわらず人気は復活せず、1999年に発売された7代目のS15型シルビアでは、5ナンバーサイズに戻され、デザインも精悍さを取り戻しました。

●P11型 ⇒ P12型プリメーラ

内外装を一新したものの厳しい状況だった「P12型プリメーラ」
内外装を一新したものの厳しい状況だった「P12型プリメーラ」

 1990年にデビューしたミドルサイズセダンP10型「プリメーラ」は、欧州市場をメインターゲットとして開発され、デザインと走りは欧州車を強く意識したモデルでした。

 高級感より使い勝手や居住空間を優先しながらも、締め上げられたフロントマルチリンクサスペンションのハンドリング性能は「欧州車を超えた」と高い評価を受けます。

 1995年にモデルチェンジされた2代目のP11型は初代からのキープコンセプトとされ、5ナンバーサイズに収まるスポーティなセダン(ワゴンもあり)を受け継ぎました。

 エンジンは最高出力150馬力の2リッターと、125馬力の1.8リッター直列4気筒「SR型」エンジンを搭載。1997年には「NEO VVL」(可変バルブタイミング&リフト機構)により190馬力までアップした「SR20VE型」エンジンがラインナップに追加され、初代ほどの大ヒットにはなりませんでしたが、安定した人気を保ちます。

 しかし、2001年にモデルチェンジされた3代目のP12型プリメーラはコンセプトを一新。全長と全幅を拡大し3ナンバー専用ボディのセダンとステーションワゴンになりました。

 セダンではフロント寄りのキャビンと短いトランクが生み出す流麗なシルエットは、デザインの専門家には高評価でしたが、従来からのイメージと大きく異なった結果、販売は低迷。

 最高出力204馬力まで高められたSR20VE型エンジンと、新開発の6速MTが組み合わされたスポーティグレードの「20V」を追加投入しても、先代までのような人気車になることはありませんでした。

【画像】あ~あったね! 当時不人気だった悲劇の日産車(31枚)

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コメント

2件のコメント

  1. トヨタへの接待記事なら閉鎖してね
    やらかしてるのは今回の記事の記者だろ

  2. 日産は世界での販売を考えすぎて、日本での人気をなくしてしまった。日本のメーカーなのだからまず足下の日本のシェアーを伸ばすこと、日本人に受け入れられること、「復活the日産」願ってます