歴代オーナーの評価はいかに? 「フィット」オーナーが語る新型フィットの魅力
東京モーターショー2019で世界初公開されたホンダ新型「フィット」は、カッコイイ系だった先代と比べて、優しいスタイリングになったと話題になっています。歴代フィットのオーナーは、新型フィットについてどう思っているのでしょうか。
オーナー目線で語る新型フィットの魅力
2019年に開催された第46回東京モーターショーで、ホンダ新型「フィット」が世界初公開されました。
フィットは2001年に誕生したコンパクトカーで、新型モデルは4代目にあたります。
新型フィットは2019年10月に発売される予定でしたが、電動パーキングブレーキの不具合という予想外の問題があったため、2020年2月14日に発売が延期されました。
細かいスペックはまだ公開されていませんが、デザインなどは明らかになっています。新型フィットの購入ターゲットとなるであろう歴代フィットのオーナーは、新型フィットについてどう思っているのでしょうか。
初代フィット(1.3A)の元オーナーYさん(女性)は、次のように話します。
「私が初代フィットを選んだのは、カッコイイとカワイイのバランスが絶妙だったからです。新型フィットはその辺がバッチリだと思います。
2代目はちょっと味気なく、3代目は頑張りすぎだった印象があるので、新型の4代目はカワイイ系なのに目力が強くて、とても好みです」
新型フィットは柴犬をイメージしてデザインしたといわれており、一見するとカワイイだけに見えますが、ボディサイドを走るプレスラインが後方にいくにしたがって上にあがっています。
また、リアフェンダーの抑揚が際立っていたりと、随所にスポーティさを感じさせる要素が散りばめられているのが特徴です。
同じく初代フィット(1.3S)に乗っていたSさん(女性)は、スタイリングについてもう一歩踏み込んだ感想を述べてくれました。
「初代フィットは燃費も良いし、よく走るし、小回りも利くのでとても気に入っていました。唯一の不満が、前の窓の枠(Aピラー)が邪魔で、死角が大きかったことです。
でも、新型フィットは窓枠が細くて、運転しやすそうです。内装の写真を見たらメーターの出っ張りもなくて、視界が良さそうです」
衝突安全の対策もあり、Aピラーを太くするのがトレンドだったこともあり、フィットは初代だけでなく2代目も3代目もピラーが太く、オーナーは死角の大きさを訴えています。
しかし、新型フィットは「心地よい視界であること」にこだわり、Aピラーをあえて細くしています。
そのぶん三角窓後方のピラーを太くすることで、安全性の確保と見晴らしの良さを両立しました。
初代の1300は小排気量とCVTの組み合わせの手本のような車だったけどな、ごく普通の2バルブエンジンでも行程を多くとることで仕事の出来ることを立証した車だったな。
馬力が全てのような記事を連発している車のニュースも学ぶべきだろ