440万円のトヨタ「ランクル“ミニ”」!? まさかのスズキ製な「“コンパクト”SUV」がスゴイ! 丸目×カクカクな旧車デザインの「ジムニーランド 70YO.70」なぜ誕生したのか
スズキ「ジムニー」の専門店「ジムニーランド」が発表した「70YO.70」は一体どういった特徴があるのでしょうか。担当者に話を聞きました。
“小さなランドクルーザー70”!?
スズキ「ジムニー」の専門店「ジムニーランド」(福岡県大野城市)は、スズキ「ジムニー シエラ(JB74型)」をベースに、“小さなトヨタ「ランドクルーザー70」”風に仕上げた「70YO.70(ナナマルヨーナナマル)」を発表しました。
一体どういった特徴があるのか、ジムニーランドの担当者に話を聞きました。

今回発表された70YO.70は、大阪の老舗カーショップ「ガレージイル」に依頼し、全て国産品にこだわり、カスタムパーツひとつひとつを忠実に再現し、細部に1年以上をかけて作られたといいます。
70YO.70の誕生経緯について、担当者は以下のように話します。
「2023年11月に国内販売されたランドクルーザー70は、販売当初から圧倒的な人気で、すぐにオーダーストップとなり現在も予約ができない状況で、大人気なのに買いたくても手に入らない希少価値の高い車種です。
入手困難なランクル70も、日本の街では『カッコいいけど大きすぎて乗りずらそう』などのネガティブな意見もあり、なかでも大きいサイズのクルマに不安がある女性ドライバーでもランクル70に乗りたいという思いを叶えるべく、コンパクトSUVのジムニーシエラをベースに製作しました」
そんな70YO.70について、まず目を引くのがシンプルさの中にゴツゴツさが感じられるフロントフェイスです。ランクル70同様に厚みと凹凸感のあるボンネットがオフロード感を演出します。
またフロントグリルの中央にはオリジナルの70YO.70のエンブレムが装着されています。
ほかにも、四角い印象のボディに円形デザインの特徴的なヘッドライトや、アンダービューミラー、またサイドに飛び出ているコーナーランプが主張を強めています。
ほかにもアドブルーカバー、運転席右側には排気用のシュノーケルなども備わっています。
サイドには凹凸のある吸排気用のベンチレーションダクトが目を引き、リアには堅牢さを演出するバンパーカバーを装着。
またランクル70同様のテールカバー、クロカンの象徴ともいえるスペアタイヤも装着されています。
※ ※ ※
70YO.70の反響について、前出の担当者は以下のように話します。
「お客さまからいただいたお声としては、『1年以上待ちといわれたジムニーシエラが、70YO.70だと納車まで早くてビックリしました』『完全再現すぎて本物と間違えました』など。
また『パーツ販売をしていないのでジムニーランドさんで買った人しか70YO.70に乗れないところに魅力を感じました』といったお声もあるなど、連日多くの反響があります」
希少価値の高いランクル70を再現した70YO.70に、多くの注目が集まっている様子がうかがえます。
なお、70YO.70の価格は車両本体、登録料、カスタムパーツを含み440万円(税込)です。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。

























































































