トヨタ新型「ヤリス」と「GRヤリス」は何が違う? ドア枚数以外の異なる点とは
安全装備やグレード、価格の違いは?
すでに発売日が公表されている新型ヤリスと特別仕様車の先行予約が開始している新型GRヤリスの安全・快適装備面やグレード、価格面などではどのような違いがあるのでしょうか。
新型ヤリスは、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」として、トヨタ初となる右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知する最新型を標準装備(一部グレード除く)。
これによって、歩行者検知(昼夜間)や自転車検知(昼間)にも対応し、トヨタ最高レベルの安全性能を誇ります。
低速時の事故予防を補助する「低速時加速抑制機能」(トヨタ初)も新たに追加されました。「レーダークルーズコントロール」や「レーントレーシングアシスト(LTA)」をはじめとした各種運転支援機能も備わりました。
さらに、最新鋭の駐車支援システム「Advanced Park」をトヨタ初搭載。事前に駐車位置を登録することで白線のない駐車場でも使用できる世界初の機能を持つほか、ハンドル・アクセル・ブレーキをクルマが制御し、駐車に必要な操作を支援します。
また、コネクティッド機能も強化され、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオおよびDCM(車載通信機)が全車に標準装備されました。
対する新型GRヤリスは、トヨタセーフティセンスがメーカーオプションとなっていますが、コネクティッド機能のDCM(車載通信機)は標準装備。
さらに、ディスプレイオーディオは新型ヤリスの上級グレードに備わる8インチのものが採用されています。
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新型ヤリスは、前述のとおり2020年2月10日発売を予定しており、2019年12月6日より予約受注を開始しています。
展開グレードは、1リッターガソリン車、1.5リッターガソリン車、1.5リッターハイブリッド車を合わせて全12種類となり、価格(消費税込、以下同様)はエントリーグレードの「X“B package”(139万5000円)」からハイブリッドグレードの「HYBRID Z(249万3000円)」です。
対して、新型GRヤリスは2020年夏頃の販売を目指すとともに、特別仕様車「RZ“First Edition”」と特別仕様車「RZ“High-performance・First Edition”」設定し、先行予約の受付を同年1月10日から6月30日まで、Web限定で開始しています。
先行予約限定モデルとなる、特別仕様車 RZ“First Edition”は、RZグレードをベースに、マットブラック塗装を施したラジエターグリル、フロントサイドディフューザー、リアスポイラー及びリアバンパーを特別装備。
さらに、特別仕様車 RZ“High-performance・First Edition”においては、RZグレードをベースに、より限界性能を高めた“High-performance”のトルセンLSD(リミット・スリップ・デフ)、冷却スプレー機能付空冷インタークーラー、マットブラック塗装のBBS製鍛造アルミホイールなどを装備しています。
車両価格は、特別仕様車 RZ“First Edition”が396万円、RZ“High-performance・First Edition”は456万円です。
また、正式なアナウンスされていませんが、東京オートサロン2020の会場にはCVT・FF仕様のモデルが展示されていましたが、恐らく、GRヤリスのエントリーグレードとして、登場するものと予想されています。
先行して予約開始をしている2グレードの価格からすると、350万円程度の車両価格になるのかもしれません。
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