2019年輸入車ナンバーワンは「MINI」?それともVW「ゴルフ」?

2019年1月9日に、日本自動車輸入組合(JAIA)は、2019年の輸入車新規登録台数を発表しました。2019年にもっとも登録された輸入車は何になったのでしょうか。

2019年の輸入車販売は2018年にくらべて4.9%減少

 2019年1月9日に、日本自動車輸入組合(JAIA)は、2019年1月から12月までの年間の輸入車新規登録台数を発表しました。

VW「ゴルフ」とMINI Clubman
VW「ゴルフ」とMINI Clubman

 外国メーカー車モデル別新車登録台数順位ベスト10を見てみると、以下のようになります。

1位 BMW「MINI」 2万3813台
2位 フォルクスワーゲン「ゴルフ」 1万9524台
3位 メルセデス・ベンツ「Cクラス」 1万7210台
4位 メルセデス・ベンツ「Aクラス」 1万1197台
5位 フォルクスワーゲン「ポロ」 1万765台
6位 BMW「3シリーズ」 1万235台
7位 ボルボ「40シリーズ」 8333台
8位 ボルボ「60シリーズ」 7560台
9位 メルセデス・ベンツ「Eクラス」 7285台
10位 メルセデス・ベンツ「GLC」 5636台

※ ※ ※

 2019年の輸入車登録台数ナンバーワンモデルはMINIになりました。MINIは2016年から4年連続して1位となっています。

 ただしMINIの場合、MINI3ドア/5ドア/コンバーチブル/クラブマン/クロスオーバーのボディタイプや、JCW(ジョン・クーパー・ワークス)も含みます。

 2位のゴルフは、モデル末期ということもあり、前年の2万1316台から台数を減らしています。

 3位のCクラスは例年どおりですが、4位には2019年にフルモデルチェンジを果たしたAクラスがランクイン、昨年の12位から大きく順位を伸ばしています。

 2019年の外国メーカー車の輸入車新規登録台数は29万8378台(乗用車)になりました。2018年は30万8389台だったので、前年対比は96.8%となります。また日本メーカー車を含めた輸入車新規登録台数は32万6261台(乗用車)で、前年対比は95.2%でした。

 ブランド別の年間新規登録台数を見ていくと、次のようになります。

1位 メルセデス・ベンツ 6万6553台(前年対比98.5%)
2位 BMW 4万6814台(前年対比91.8%)
3位 フォルクスワーゲン 4万6794台(前年対比90.1%)
4位 アウディ 2万4222台(前年対比91.5%)
5位 BMW MINI 2万3813台(前年対比91.6%)
6位 トヨタ 2万1931台(前年対比95.4%)
7位 ボルボ 1万8583台(前年対比104.4%)
8位 Jeep 1万3360台(前年対比116.8%)
9位 プジョー 1万3360台(前年対比107.5%)
10位 日産 9394台(77.0%)

※ ※ ※

 1位のメルセデス・ベンツの輸入車におけるシェア率は19.1%です。トップ5はすべてドイツブランドでしたが、いずれも前年対比で新規登録台数を減らしています。

 10位以下で好調だったブランドを見ると、12位のポルシェ(7192台。前年対比100.4%)、16位のランドローバー(4560台。前年比114.8%)、17位のシトロエン(4115台。前年比115.5%)などが挙げられます。フランスやイギリスのブランドが元気を取り戻した感じです。

 2019年の外国メーカー車の輸入車新規登録台数は29万8378台(乗用車)になりました。2018年は30万8389台だったので、前年対比は96.8%となります。また日本メーカー車を含めた輸入車新規登録台数は32万6261台(乗用車)で、前年対比は95.2%でした。

2019年でいちばん売れた輸入車を画像で見る(15枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー