市販間近で究極のタイプRは幻に、小型SUVが戦車!? 2019年話題となったカスタムカー5選
東京オートサロン2019の主役はジムニー!?
●スズキ「ジムニーシエラ ピックアップ スタイル」
2018年7月に20年ぶりのフルモデルチェンジとなったスズキ新型「ジムニー」は、東京オートサロン2019でも話題となります。
なかでもスズキブースに展示された「ジムニーシエラ」をベースにしたカスタムカー「ジムニーシエラ ピックアップ スタイル」は異彩を放っていて、来場者の注目を集めていました。
ジムニーシエラ ピックアップ スタイルは、ジムニーシエラの全長を30cm伸ばし、後席部分のキャビンを撤去して荷台を載せたトラックで、2シーター化された内装は、イエローと赤チェックのポップなカラーのシートが印象的でした。
レジャーやDIY、趣味など生活のさまざまな場面で、「頼れる相棒」となることを提案するカスタムカーとして来場者の反響が大きく、市販化のリクエストも多数寄せられたようです。
●ダイハツ「コペン クーペ」
2014年に発売されたダイハツ2代目「コペン」は、樹脂外板パーツなどが着せ換えできることで話題となります。
オープン2シーター軽スポーツというコンセプトは初代と変わらず、ボディが3タイプ(現在は4タイプ)あり、それぞれのデザインテーマは、躍動感あふれる「ローブ」、親しみやすい「セロ」、新しいジャンルを拓く「エクスプレイ」となっていました。
そして、ダイハツは東京オートサロン2016に3タイプのカスタマイズされたコペンを展示。そのなかの1台がセロをベースにした「コペン セロ クーペコンセプト」で、CFRP製ハードルーフを装着してルーフからリアエンドまで一体となった、エレガントなクーペスタイルが高い評価を得ます。
2018年末に、ダイハツは「コペン クーペ」として200台限定で販売すると発表し、購入希望者を2019年1月から募集すると同時に、東京オートサロン2019に市販予定車として出展。
開閉式のガラスハッチを備えて荷物の出し入れを可能としたほか、モモ製ステアリングホイールやBBS製鍛造アルミホイールなどを標準装着されていました。
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東京オートサロン2019は3日間の開催で合計33万人もの来場者がありました。いまや東京モーターショー並か、それ以上のビッグイベントとなっています。
日本車のカスタマイズトレンドが東京オートサロンから発信されるとあって、海外メディアからも注目され、多数の外国人記者も来場するほどです。
東京オートサロン2020は1月10日から始まります。すでに出展車両の情報も出ていますが、明らかになっていないクルマも多数あり、どんなカスタムカーが見られるのか、いまからワクワクが止まりません。
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