ホンダ「S2000」復活か!? ファンの声に応えた試作車を世界初公開へ
ホンダは千葉県・幕張メッセで開催される東京オートサロン2020で、「S2000 20th Anniversary Prototype(S2000 20th アニバーサリー プロトタイプ)」を世界初披露しました。2009年に生産終了したモデルですが、どのようなかたちで登場したのでしょうか。
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S2000が2020年に蘇る! ホンダアクセスの最新カスタムモデルとは
ホンダの純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセスは、千葉県・幕張メッセで2020年1月10日から12日に開催される「東京オートサロン2020」で、ホンダ「S2000 20th Anniversary Prototype(S2000 20th アニバーサリー プロトタイプ)」を世界初披露しました。
2020年時点でホンダとして最後のFRスポーツカーとなっているS2000ですが、どのようなかたちで登場したのでしょうか。

今回、世界初披露されたS2000 20th アニバーサリー プロトタイプは、2019年にS2000が生誕20周年を迎えたことを記念して、ホンダアクセスが新たに開発した各種アイテムが装着されているプロトタイプモデルとなっています。
ホンダアクセスによると、生誕20周年を祝っただけでなく、オーナーの声も反映させることで、これからもS2000に乗り続けてもらいたいという狙いも含めて開発したと説明しています。
新たに開発されたパーツは、大開口エアロバンパーやダックテール、リアストレーキといったエアロパーツのほか、サスペンション、オーディオリッドなども含まれます。
S2000は、2リッター直列4気筒自然吸気エンジンを搭載したオープンFRスポーツとして1999年に発売されました。当時、ホンダとしては「S800」以来となる29年ぶりのFR車という位置づけでもありました。
エンジンは最高出力250馬力/8300rpmと、高出力なだけでなく極めて高回転型で、レブリミットは9000rpmに設定されていました。
2005年のマイナーチェンジで排気量は2.2リッターに変更され、パワーと扱いやすさの両立が図られます。
その後、S2000の販売は2009年まで続けられました。
今回、新たにS2000用のパーツを開発したホンダアクセス開発部の川村さんは、次のようにコメントしています。
「S2000の初期型が発売されて昨年で20年が経過し、20周年Anniversaryということで、20年目にS2000がマイナーモデルチェンジした姿を想定した、20年目のMMCコンセプトに製作しました。
今回ブースに展示しているコンセプトモデルは、さらにブラッシュアップしての発売を予定しており、詳細は2月20日に発表する予定です」
Writer: くるまのニュース編集部
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