首都圏は減少。その他の地域は? 年末年始の高速道路渋滞状況を発表
高速道路各社は、年末年始期間における高速道路の交通状況を発表しました。いったいどのようなものだったのでしょうか。
令和元年12月27日から令和2年1月5日の10日間の渋滞状況は?
高速道路を管理するNEXCO各社と首都高速道路は、年末年始期間の高速道路渋滞状況の取りまとめを発表しました。
NEXCOの発表によると、年末年始期間の全国的な高速道路の交通量は昨年度と比べ、約4%増となっています。
また、10km以上の渋滞回数は5回減少したにもかかわらず、30km以上の渋滞回数は2回増加。なかでもとくに長い渋滞が発生したのは1月2日17時30分の東北自動車道上り線、久喜IC付近で43.7kmでした。
久喜IC付近を管理するNEXCO東日本が管轄するエリアでの10km以上の渋滞回数は57回で、昨年と比較して4回減少。30km以上の渋滞回数は5回で、2回増加しています。
NEXCO各社の管轄エリア別に見ても、中日本エリアでの交通量は昨年に比べ3%増加。10km以上の渋滞回数は81回で、昨年と比べて13回減少する結果となりました。
管轄エリア内でもっとも長い渋滞が発生したのは、1月3日16時35分ごろの東名高速道路上り線 伊勢原バス停付近で38kmです。
西日本エリアでも、交通量は2%増。渋滞回数も、10km以上の渋滞は73回で10回増。そのうち30km以上の渋滞が1回発生しており、もっとも長い渋滞が発生したのは1月2日14時20分ごろの名神高速道路上り線、草津JCT付近の38.9kmです。
このようにNEXCO各社の管轄エリアでは、どの地域でも年末年始期間の交通量や渋滞は増加する結果となりました。
一方で、日本の中心を網羅する首都高速道路では、交通量や渋滞は減少傾向。期間中の1日あたりの首都高速道路利用台数は約3%減。渋滞も18.8%減少する結果となっています。
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