軽SUVはブーム? 新型ハスラーと新型eKクロスを徹底比較!
軽自動車レベルを超えた!? 新型ハスラーにはない、eKクロスの先進装備とは
新型ハスラーのパワートレインは自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類です。自然吸気エンジンは、スズキ初のデュアルインジェクションシステムやクールドEGRなどが用いられた新開発のものが採用されました。
全車にCVTとマイルドハイブリッドシステムを搭載し、駆動方式は2WDのほかに4WDの設定もあります。
4WD仕様には、急な下り坂で速度をコントロールする「ヒルディセントコントロール」や、ブレーキ制御で雪道の発進をサポートする「グリップコントロール」に加え、新機能となる「スノーモード」を追加。
エンジン出力を自動調整することで、雪道に加えアイスバーンでも発進しやすくなり、スムーズな運転をサポートします。
一方、eKクロスに搭載されるエンジンも自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類で、どちらも新開発のタイプとなります。全車でCVTとマイルドハイブリッドが組み合わされ、2WD/4WDの設定がある点も新型ハスラーと同様です。
不安定な道での走行をアシストする機能を見ると、eKクロスには「グリップコントロール」はあるものの、「ヒルディセントコントロール」や「スノーモード」に該当する装備はありません。
運転支援システムについて比較すると、新型ハスラーはスズキ軽初となる全車速追従機能を備えた「アダプティブクルーズコントロール」や車線逸脱抑制機能がターボモデルに採用されているほか、夜間の歩行者検知に対応した衝突被害軽軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」などが装備されることが特徴です。
一方、eKクロスは全車速追従型「アダプティブクルーズコントロール」や車線逸脱警報システム、歩行者(昼間のみ)の検知もおこなう衝突被害軽減ブレーキが装備されるほか、新型ハスラーにはない高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」の設定が大きな特徴となります。
MI-PILOTとは、アクセル、ブレーキだけでなくハンドル操作までクルマが支援する機能で、高速道路走行時のストレスや疲労を軽減します。
新型ハスラーの車両価格は128万400円から193万1600円です。一方、eKクロスの価格は144万4500円から179万8500円となっています。
※ ※ ※
新型ハスラーは、eKクロスと比べると、ラゲッジルームの防汚性が高いことや、急な坂道や雪道・アイスバーンでの走行をアシストする機能が充実していることから、レジャースポットなどで便利さを感じられる場面が多いでしょう。
一方、eKクロスは普通車並の運転支援システムとなるMI-PILOTを装備することで、長距離ドライブの負担を軽減させられることが特徴です。
レジャースポット周辺での使い勝手や安心感と、行楽地へ向かうまでの長距離ドライブの快適の、どちらを重要視するかによって、選ぶべきモデルがはっきりするでしょう。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。