【新型ヤリスの燃費がスゴい!】新基準の最新燃費ランキング
燃費上位はトヨタ車づくし?
●トヨタ「カローラ」
カローラスポーツに続く、結果となったのが、前述したセダンモデルのカローラです。なお、先代モデルの「カローラアクシオ」と「カローラフィールダー」はおもにビジネスモデルとして併売されています。
カローラに設定されるパワートレインは、1.2リッターと1.8リッターのガソリン車(2WD)と1.8リッターハイブリッド車(2WD/電気式4WD「E-Four」)が設定されています。
WLTCモードがもっとも良かったグレードは、1.8リッターガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車の「S」、「G-X」(ともに2WD)が29.0km/Lを記録。
カローラの価格は、193万6000円から275万円です。
●ホンダ「インサイト」
ホンダ「インサイト」は、2018年12月14日に発売されました。国内市場には、約4年振りに復活して話題となりました。
インサイトを復活させる理由について、商品企画を担当する間俊輔氏は、「いまの時代はハイブリッドが当たり前になっています。提供するクルマの本質的な価値をもう一度見直して、時代に合った価値を「インサイト」という名前の意味も含めて提案するのが意図でした」と語っています。
インサイトの展開グレードは、「LX/EX/EX BLACK STYLE」の3種類。パワートレインは、1.5リッターガソリンエンジン+2モーター(2WD)となり、WLTCモードもっとも良いグレードは、LXの28.4km/Lです。
車両価格は、332万2000円から369万6000円です。
●トヨタ「C-HR」
トヨタの売れ筋コンパクトSUV「C-HR」もWLTCモードで良い数値を出しています。C-HRは、2016年12月14日に発売されました。
SUVとしては珍しく、走行性能や乗り味などの「走り」を意識したモデルです。パワートレインは、1.2リッターのガソリン車(2WD/4WD)と1.8リッターハイブリッド車(2WD)が設定されています。
そのなかで、25.8km/Lという良い燃費数値なのが「S」、「G」のふたつのグレードです。
直近では、2019年10月18日にマイナーチェンジをおこない、1.2リッターガソリンターボ車に6速MT仕様や走りに特化したGR SPORTグレードなどが追加されました。
C-HRの価格は、GR SPORTも含めて236万7000円から309万5000円となっています。
今回のWLTCモードには、燃費が良いクルマとして定番のトヨタ「プリウス」、「アクア」や、日産「ノート」が入っていません。
これは、WLTCモードに変わる前に発売されたクルマということもあり、JC08モードでは測定していても、WLTCモードで測定しないため表記されていなく、測定方法も異なるために厳密な比較はできないです。
しかし、国産車のモデルでWLTCモードとJC08モードの表記差は、4km/Lから6km/Lとなっています。その場合、プリウスのJC08モード燃費でもっとも良いのが39.0km/Lとなるため、新型ヤリスと比べると同等または若干値で新型ヤリスが上回ると予測できます。
そして、2020年2月には、ホンダのコンパクトカー「フィット」が発売を予定。このフィットも低燃費を特徴としており、クラストップのWLTCモード燃費を実現していると説明していました。
今回、新型ヤリスの燃費が公開され、現時点で公開されているWLTCモードで、もっとも低燃費なモデルとなりましたが、フィットがさらなる燃費になるのかが注目です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。