ヴィッツやフィットを買うならいま? 人気コンパクトカーの燃費や機能装備を徹底比較!

コンパクトカーは、定番化した人気のジャンルです。なかでも、トヨタ「ヴィッツ(ヤリス)」、ホンダ「フィット」、日産「ノート」はその代表的なモデルといえます。今回は、新型モデルが間もなく登場するヤリスとフィットの現行モデルとノートを比較して紹介します。

新型モデル登場間近! いまがヴィッツとフィットの買い時期か?

 2019年10月16日にトヨタは「ヴィッツ」を海外車名と同じ「ヤリス」に変更し、新型モデルをお披露目。続く10月23日にはホンダが4代目となる「フィット」の新型モデルを世界初公開しました。

 同じタイミングでコンパクトカー市場をけん引する新型モデルが登場しましたが、近年の販売台数では日産「ノート」が独走状態です。では、現行ヴィッツやフィットは、ノートとどのような部分が違うのでしょうか。

国産コンパクトカーで「いま」買いなのはどれ?
国産コンパクトカーで「いま」買いなのはどれ?

 すでにお披露目されている新型ヤリスと新型フィットは、ともに2020年2月の発売を予定しています。新型ヤリスは、高い走行性能とクラストップの燃費(WLTCモード)が大きな特徴です。

 対する新型フィットは、SUV風な仕様から上質な仕様まで、異なる5つのグレードを設定しているほか、新型ヤリス同様に高い燃費性能を特徴としています。

 そんななか、2019年12月時点では現行型となるヴィッツやフィットは、一部グレードを除いて販売されています。すでに新型モデルが登場することが周知されていることから、従来よりも値引きが大きい可能性もあるお買い得なモデルといえるのです。

 では、それぞれのモデルにはどのような違いがあるのでしょうか。今回は、売れ筋のハイブリッド仕様で比較します。

 現行ヴィッツは、2010年に登場。現在までに2度のマイナーチェンジを実施し、2度目の2017年1月にハイブリッド仕様を設定しました。

 売れ筋モデルとなる「HYBRID U」グレードのボディサイズは、全長3945mm×全幅1695mm×全高1500mm、最低地上高145mm、最小回転半径4.7mです。

 パワートレインは、1.5リッターエンジン(最高出力74馬力)+モーター(最高出力61馬力)。JC08モードの燃費では34.4km/Lとなります。

 また、先進安全装備では衝突被害軽減ブレーキを備えたトヨタの衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」や、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を一部グレードに標準装備しています。

 ただし、最近のクルマでは定番機能となる前走車との距離や速度を自動で保つ機能の「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール」は設定されず、速度を保つだけのクルーズコントロールのみ、一部グレードに設定されます。

 ヴィッツを扱うトヨタのネッツ販売店スタッフは、「ヴィッツは、いままでネッツ系列の専売モデルでした。しかし、2020年2月に発売される新型ヤリスは全店舗で購入可能です。

 そのため、お客さまのなかには新型ヤリスを待たれる人もいらっしゃいますが、現行ヴィッツの方が良いという人もいらっしゃいます。現在は、在庫モデルから選んで頂く形にはなりますが、その分値引くことも可能です」と説明しています。

※ ※ ※

 現行フィットは、2013年に登場。ガソリン車とハイブリッド車を同時に発売しました。
 
 売れ筋モデルとなる「HYBRID・L Honda SENSING」グレードのボディサイズは、全長3990mm×全幅1695mm×全高1525mm、最低地上高135mm、最小回転半径4.9mです。
 
 パワートレインは、1.5リッターエンジン(最高出力110馬力)+モーター(最高出力29.5馬力)。JC08モードの燃費では34km/Lとなります。

 先進安全装備面では、衝突被害軽減ブレーキなど8つの安全機能を備えた安全運転支援システム「Honda SENSING」を一部グレードに設定。また、前走車との距離を自動で保つ「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」もHonda SENSINGに含まれています。

 ホンダの販売店スタッフは、「現行フィットは2019年10月末で生産終了となりました。しかし、まだ在庫車があります。フィットのような定番モデルは、現行モデルの評価も高く、あえてモデル末期の成熟したものを選ばれるお客さまも多いです。

 グレードや在庫状況などにもよりますが、現行フィットの場合は20万円から25万円程度の値引きができると思います」といいます。

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